[女性誌速攻レビュー]「ar」6月号

「背中の産毛はトラウマ」という男に「彼をとろとろにするのが愛」と尽くす女、「ar」の歪んだBODY特集

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「ar」2015年6月号(主婦と生活社)

 今月号は夏直前のボディ特集号。表紙は、人気モデルの森絵梨佳です。巻頭グラビアのインタビューでは、こんなやりとりがありました。

編集部「絵梨佳ちゃんの、ふわふわで女の子らしいマシュマロボディに憧れてる女の子が日本中にたくさんいるけれど、絵梨佳ちゃんが理想とするカラダってどんな感じなのかな?」
絵梨佳「篠原涼子さんのBODYは、同性から見てもドキドキしますよね。引き締まっていて、細いところは本当に華奢なのに、胸やお尻はぷりんとボリューミイ(はぁと) インナーマッスルは締まってて、肉質がぷりっと柔らかいって最強ですよね。ストイックすぎずやせすぎでなく、女性らしい丸みと柔らかいお肉のある引き締まったBODYが好きっ」

 え、篠原涼子? たいていこの手の質問の回答は、長澤まさみや綾瀬はるかあたりの名前が出てくるのがお約束なんですが、意外な人の登場に驚きました。篠原涼子の“肉質”についてここまで語られた文章を見たのも、久々……というか初めてのように思います。篠原涼子は41歳。理想のBODYは年齢で決められるわけじゃないということですね、肉質ですよ肉質。

<トピック>
◎人生で一番、雌ボディになる1か月!!
◎ムダ毛のトリセツ
◎見せたい背中を恋が追う

■男が理想とするBODYは実現可能なのか

 さて、メイン企画となる「人生で一番、雌ボディになる1か月!!」を見てみましょう。「口に入れるものがこれからの私になる。暴れん坊食生活改善!」「今日のむくみは明日に持ち越さない。おうちマッサージ完全ガイド」「ゆがんでる人はやせる資格ナシ! 骨盤力アップでやせ体質に」と健康志向を打ち出したページが続いたと思ったら、中盤で「だって愛されたいんだもの 教えて! みっこのしなやかボディがモテるわけ」といきなり“モテ”がぶっこまれていました。

 いわく「女のコのカラダって、実は大好きな彼のためのものでもあるよね?」「ボディメイクは自己満足じゃなくて、彼のハートをとろとろにしてあげられるしなやかさを宿しておくのが“愛”だと思う」「くびれ=フェロモンタンク」「抱きしめた時気持ちいいって思ってもらえる質感、命」と、セックスの匂いを見開きからプンプン漂わせています。でもって、女性誌にありがちな匿名男たちの無理難題コメントを掲載。

「華奢な肩や鎖骨のコってはかなげにうつるんだよね。今すぐ抱きしめたくなる」
「バストとヒップは上向きでぷるんとしててほしいな」
「細くて長い脚が理想だけど、太ももはちょっとくらいむっちりでもいいかなって」

外見コンプレックスを持つ男が、女に過度な美貌を求めるという風潮な

しぃちゃん

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