仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」

なぜ藤原紀香は、女から嫌われるのか? 父親との会話に垣間見える「私は正しい」の姿勢

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「私はあこがれられる女」と思ってないとできない笑顔

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「食べたいやろ? 頼もうか」藤原紀香
『バナナマンの独占密着!決断は金曜日』(フジテレビ系、5月29日放送)

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)のテーマは、「友情・努力・勝利」だが、女性誌が好きなテーマといえば、「挫折・努力・成功」ではないだろうか。

 藤原紀香は、この3つを兼ね備えた女優である。5月29日放送『バナナマンの独占密着!決断は金曜日』(フジテレビ系)の紀香密着企画は、そのことをあらためて感じさせる内容だった。紀香の芸能生活は、順風満帆なわけではなかったという。大学時代、ミス日本グランプリにも輝いた紀香だが、上京直後は仕事がないという“挫折”を味わった。ラーメンの匂いをかぎながら、白飯と梅干しでご飯を食べるくらい、困窮していたそうだ。

 大女優となった今も、紀香は“努力”の人である。密着映像の中で紀香は、ミュージカルに出演するとなれば、主役であるのに、いち早く自主練を始める。レッスン中、センセイに倣って「YES!」と叫ぶ姿は、洋モノのエロビデオを彷彿とさせるが、ご本人は思いっきり真剣である。ブログに載せる写真をマネジャーに撮らせるが、出来映えが気に入らず、強めに叱責する。どんな仕事も全力投球なのだろう。

 もちろん美容にも熱心だ。老化の原因になる悪玉活性酸素を取り除くサプリを愛用し、世界一ミネラル、カリウム、マグネシウムが入った塩を飲むことによって、「体の中の水をきれいに」する。リラックスしたいときは、ちょっとの間でも電気を消して目を閉じて、青森ヒバのルームミストを部屋にまく。セメントみたいな色をした酵素ジュースで「胃腸をクレンズ」もする。今、特にハマッている美容は、疲労回復やダイエット効果のある水素。紀香いわく「水素はこれからすごく、人間を救っていく」らしい。

 性格だって素晴らしい。「悪口とか、誹謗中傷された人って、その言った人から運をいただいてるんですって。すごくないですか、その考え方」「ありがとう。あなたの運をいっぱいもらっちゃってます」と、人に悪口を言われても、自分からは言わない懐の深さを見せる。その甲斐あって、紀香は43歳とは思えないボディを維持している。ノーファンデーションでテレビに出てしまうくらい、肌だってキレイだ。完全な“成功者”といえるだろう。

紀香あこがれ女子がいたらご連絡ください

しぃちゃん

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