噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第268回】

神田うの、3,000万円窃盗被害を“ドレス発表会”で号泣語りする商売力と演技力

2015/06/02 21:00

 まるで写真を撮られているのをわかっているような紀香の妖艶な姿だが(笑)、問題は愛之助と交際宣言までし、結婚秒読みとまで言われた熊切だ。「セブン」によると歌舞伎界の反対などで、破局を迎えたと記されているが、これに対して熊切は大反論。事務所を通して「現在も同棲中」と発表し、さらに5月29日には『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)に生出演し、「別れていない」と涙ながらに訴えたのだ。

 もうこうなれば泥沼だ。しかし残念ながら“崖っぷちアイドル”熊切に勝ち目はない。なにしろ紀香は泣く子も黙るバーニング系の大物タレント。バーニングの息がかかった『ミヤネ屋』の出演も、ある意味「愛之助を悪者にして紀香だけを守る」作戦とも思えるし、その後も紀香への援護射撃(=熊切バッシング)が出るわ出るわ。

 「女性自身」では熊切の愛之助への異常な執着、暴走ぶりを書き立てる。

 熊切は恋愛にのめり込み、盛んに交際アピールして愛之助を困惑させた。ネイルに2人のイニシャルを入れブログで公開した際も愛之助は凍り付いた。そして愛之助は距離を置きたいと話したが熊切は受け入れようとしない。愛之助は熊切が怖いとさえ言っている――。また他スポーツ紙など芸能マスコミも、熊切に対しては辛辣だが、そんな中、ちょっと距離感のある「週刊女性」は路線が違った。愛之助がきちんと女性に別れを伝えないでなし崩しにする過去を持ち出しながら、熊切は尽くすタイプだから愛之助が浮気しても許してしまう。だから結局は熊切の元に戻る、別れられないのでは、と推測しているのは興味深い。

 まあ、どっちみち、紀香だけはイメージを崩すことなく安泰なだけだろう。そして神田うの問題へのデヴィ夫人の発言も楽しみに待ちたい。
 
 事務所とのトラブルといえば能年玲奈。事務所が「洗脳されている」と主張する一方、能年は「仕事を不当に干された」と訴える。事務所のマネジメント能力のなさと、感情的なまでの事務所幹部という構図が見え隠れするが、今回の「セブン」記事は、能年の出世作『あまちゃん』(NHK)で福士蒼汰とのキスを能年が拒否し、“疑似キス”で誤摩化した、という能年批判が展開されている。記事には「福士くんとキスできるなんてことになったら、うれしさのあまり気絶してしまう女性がどれだけいるか……」などという、全然レベルの違うコメントまで使って、無理矢理なまでの批判。事務所サイドが仕掛けたと言っているようなものだ。本当に芸能マスコミってえげつない。

最終更新:2015/06/02 21:00
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