[女性誌速攻レビュー]「VERY」6月号

国際バカロレア教育に注目する「VERY」ママ、子どもの将来に対する“母の努力”への誘い

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「VERY」2015年6月号(光文社)

 先月号で「VERY世代は、みんな違って、みんな、イイね!」という特集を組んだ「VERY」(光文社)。今までなら、「みんな違っていいとか言いながら、同じような人しか出てこないし、離婚も許さない感じじゃねーか」「どこが多様性だよ!」とちょっと憤ってしまうような内容でしたが、こういった「VERY」の本音が垣間見え、心がざわっとする企画がないと、それはそれで寂しさも感じてしまいます。今月号は「雨の日、晴れの日、曇りの日」という梅雨時のファッション特集なので、なかなか先月号のようにツッコミどころが少ないのも事実です。

<トピック>
◎雨の日、晴れの日、曇りの日
◎何だか素敵なあの人が、鏡の前でやっているコト
◎“国際バカロレア教育”ってなんなんだ!?

■「VERY」が売れる本当の理由

 ツッコミどころが少ない分、「VERY」ならではの誌面作りに目がいく今月号。中でも、実用性といい意味での細やかさが発揮されているなと思ったのが、「『カートがゆく』雨の日ルート&晴れの日ルート」です。晴れたときは、気持ちの良い日差しを浴びられる外のルートを、雨の日には、濡れずに移動できるルートを、お台場、表参道、学芸大学、神楽坂、清澄白河などを例に挙げて紹介しています。

 こうした、実際に使える&ほかの雑誌ではなかなか実現しない企画は「VERY」ならではに思えます。これはファッションでも同様で、単にコーディネートを紹介するだけでなく、これまでにも靴下とボトムスの合わせ方、腰回りに何を巻くかなど、「VERY」には一歩踏み込んだ企画がよく見られるのです。

 今月号も例外ではありません。「何だか素敵なあの人が、鏡の前でやっているコト」という企画では、夏本番目前で、シンプルな着こなしの多い今だからこそ、オシャレの“差”を決定づけるテクニックを紹介しています。

 例えば、シャツを着る場合、襟は立てずに着物のように抜く、前身頃の片方だけをインする、空気をたっぷり含むようにブラウジングする。またデニムの場合は、今どきはワンロールでOK、スニーカーとジーンズは肌見せ不要など、かなり細かなルールをレクチャーしてくれています。

 こういう記事を見ると、「VERY」が女性誌の中で好調の理由は、「VERY」妻のあり方を示す企画ではなく、実はこうしたファッションの細かい実用的な記事が、とにかくたくさん載っているからではないかと思うのです。

結局「VERY」は努力が大好物

しぃちゃん

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