大ブレイク女優の過去!

有村架純、『ビリギャル』ヒットの裏に“後遺症”!? 事務所から突きつけられた○○禁止令

2015/05/15 11:45
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映画『ビリギャル』公式サイトより

 今や多くのメディアでひっぱりだこの女優・有村架純。主演作となる映画『ビリギャル』は、公開からわずか11日間で観客動員数100万人を突破し、興行収入は早くも12億円を記録した。映画のヒットとともに、2013年12月に発売した原作『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)も、先月発売された文庫特別版との累計発行部数が100万部を突破するなど、今最も話題の作品となっている。しかし、この功績の立役者とも言える有村は、所属事務所から「方言の矯正」を厳しく指導されていたという。

 有村は10年のドラマ『ハガネの女』(日本テレビ系)でドラマデビュー。13年には国民的大ヒットとなったNHKの朝ドラ『あまちゃん』で、小泉今日子の若かりし頃を演じて大ブレイクを果たした。今年3月には、映画『ストロボ・エッジ』で主演を務め、この6月には『永遠のぼくら sea side blue』(日本テレビ系)で地上波ドラマ初主演が控えているなど、現在最も注目を集める若手女優の1人だ。

『ビリギャル』ではド派手な金髪に超ミニスカートの主人公という、これまでのイメージにない役柄に挑戦。4月6日に都内で行われた完成披露舞台挨拶には、有村をはじめ、伊藤淳史や吉田羊など共演者や、土井裕泰監督が登壇。有村は「原作本を知っていて、まさか自分がやるとは思わなかった」と当初の心境を語り、“ギャル”を演じたことについても「初めて鏡で観たときにあなた誰? って(笑)。ギャル口調にも馴染みがなくて、慣れるまでに時間が掛かったんですが、楽しかったです」とコメントした。

 しかし、ギャル口調以前に有村が大苦戦したのは“方言”だったようだ。

「もともと“演技派”とは言い難かった彼女ですが、本作では名古屋の私立高校に通うギャルを演じており、慣れない名古屋弁を披露しています。もともと彼女は公式では兵庫県伊丹市出身ですが、実は生まれは奈良県だそうで、いずれにせよ関西弁を使うんです。本人もバラエティで明かしていたこともありましたが、所属事務所・フラームは所属の条件として、ダイエットと“方言の矯正”を指示しています。有村は、この関西弁の矯正に相当苦労したようで、それに加えて今回は名古屋弁。イントネーションがおかしいという声も上がっていますが、それも事務所の矯正の後遺症でしょう。オフなどでは、現在でも関西弁を使っていますが、テレビやイベント等、公の場では標準語以外を絶対に出さないよう、厳しく指導されているんです」(芸能プロ関係者)

 有村本人も、舞台挨拶の場で「関西出身なので、(名古屋弁と)混ざって変なイントネーションになってました」と言葉遣いに苦労したエピソードを告白していた。その名古屋弁については、一部ネット上で「違和感がある」と言われながらも、「逆に可愛い」という意見も。デビュー当初から方言で何かと苦労をしている有村だが、ノリに乗っているこの現状だけに、それさえも好意的に受け止められてしまっているようだ。

最終更新:2015/05/15 11:45
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