割りとまじめに語ってくれました

「若手社員の飲み会乱入」「遅きに失した」フジテレビ・亀山千広社長のマスコミ業界評

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フジテレビ公式サイトより

 ロゴマークの目玉が「涙目」だ。フジテレビの視聴率低下が止まらない。2010年まで7年連続で記録していた民放視聴率No.1の座からわずか2年で3位に後退。そして今、民放第4位。振り返れば奴(テレビ東京)がいる。

 低迷著しい番組はたくさんあるが、例えば平日昼に放送されている『バイキング』。視聴率は13年のスタート当初と変わらない2~3%で、4月30日放送分は3.2%(ビデオリサーチ、関東地区/以下同)だった。

「『バイキング』の前枠は32年間続いた長寿番組『笑っていいとも!』でした。これを終わらせたのは、他ならぬフジテレビ代表取締役社長、亀山千広氏です。『ロングバケーション』や『踊る大捜査線』など数々のヒットドラマを手がけたプロデューサーとして知られています。同氏は『いいとも』を終了させた理由として、『いいともは1日の視聴率を左右する大きな存在。終了しなければ、局全体の上昇は見込めない』と発言していました」(芸能ライター)

 そんな『いいとも』終了から2年がたとうとしているが、『バイキング』はおろか局全体が上昇する気配すらない。この6月で就任2年を迎える亀山氏の実績を調べてみると、まず同氏が当初から中長期の改革事案として入れていた報道系の番組は、かなり苦戦が続いている。

「昼から夕方にかけての2つのニュース番組、『直撃LIVE!グッディ』『みんなのニュース』は2%台をウロウロ。どちらも“引っかかり”“特色”に乏しく、積極的に見る気を起こさせない。好き嫌いは分かれるにせよ、安藤優子がメインを張っていた『スーパーニュース』の方がまだ色があった」(民放編成マン)

 ではドラマはどうだろう。4月から始まった作品の初回視聴率を見ると、『ようこそ、わが家へ』13.0%、『心がポキッとね』10.4%、『戦う!書店ガール』6.2%、『医師たちの恋愛事情』10.3%、『あまちゃん』で注目された松岡茉優の初主演ドラマ『She』は4.2%と総崩れ。その後はいずれのドラマも初回を越えるどころか、着実に下がっている。ヒットメーカーだった亀山氏としては歯痒いことだろう。

「バラエティに関しては、育ってきている番組もあります。月曜夜8時の『痛快TVスカッとジャパン』は2ケタに乗る日が多くなり、『ヨルタモリ』も常時9%を稼いでいます。決して王道ではないソフトでも今までヒットさせてきたフジらしい番組です。この4月からスタートした『ダウンタウンなう』は、整形手術の様子を美容外科クリニックから中継したり、刑務所を出所した後の初めての食事に密着するなど、ゴールデンではかなり攻めた番組作りをしていますね」(別のテレビ関係者)

 バラエティは新たな可能性が見えてきているようだが、亀山氏はどのような思いでフジテレビの改革を進めているのだろうか。

「亀山氏は常日頃から、『合わせたチャンネルがわからなくても、画面を見たらすぐフジテレビの番組だというモノを作りたい』と言っているそうです。また社長の内示前後から30代を中心とした若手社員の飲み会に乱入して本音を聞いたり、やってみたい企画をその場で挙げてもらって任せるなど積極的にコミュニケーションを図ってきたとか。自分たちだけで飲みたい部下たちにしてみれば迷惑な行動ですが、バラエティに関してはそうした成果が徐々に表れているということでしょうか」(前出・テレビ関係者)

 とはいえ、先述の通り局全体の視聴率に大きな変動はない。これについて先の編成マンに聞いてみると、「まだフジテレビ改革の途上にあるのかもしれませんが、すでに遅きに失したという声もある。つまり低迷の原因はもはや、それぞれの番組うんぬんではなく、一時期の『韓国ドラマ』推しなどでステーションイメージが地に落ちているからなのかもしれません」と手厳しい。

 つまりフジテレビ最大の敵は、それまでのフジテレビというわけか。先日の定例会見で、現在の苦境に「イライラしている」と発言した亀山氏。そのイライラは当分の間続きそうだ。

飲み会、ちゃんと自腹で落としてますか~?

しぃちゃん

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