[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」4月28日号

現役か、降りるか……「婦人公論」世代が直面する、自身の中の「女」との向き合い方

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「婦人公論」(中央公論新社)4月28日号

 前号の「婦人公論」(中央公論新社)レビューでは、アーカイブ「宇野千代×瀬戸内寂聴対談」を取り上げましたが、今号にも人気作家同士の対談があります。山田詠美×よしもとばなな「食べる。笑う。死を思う。私たちは“成熟”でごまかさない」です。同時代にデビューした2人ですが、“公式”の対談は23年ぶりなのだとか。「私たちは“成熟”でごまかさない」というタイトルは、山田の「みんな、昔みたいに書けなくなっていくのを成熟という言葉でごまかすようになるのだけど、本当はどんどん冒険できるはずなんだよね」という言葉からきています。よしもとも「キャリアが長いとみんなどこか怠けてきちゃうから、キレがなくなっちゃう人も多いけど、(山田に)『よくぞ言ってくれた』と思うことがよくあって」とお互いを褒めつつ、“走り続けている私たち”をアピールしています。

 宇野×寂聴対談は「いかに女として現役であるか」に重きを置いて、女として現役であれば作家の仕事も自ずと回っていくというような話だった一方、山田とよしもとは“女を降りた”からこそ作家として脂の乗った仕事ができるという論調。「私ねぇ、年をとって楽になったの。(中略)そう思って折り合いがついた瞬間から小説はさらに過激に描けるようになってきたって感じ」(山田)。女という魔物との戦い方も時代によって変わるということなのでしょうか。

<トピックス>
◎山田詠美×よしもとばなな 食べる。笑う。死を思う。私たちは“成熟”でごまかさない
◎特集 始めよう! 脳を活性化させる生活
◎後妻業のプロ、「筧千佐子」という女

■TRFエクササイズに続く「おさるのかごや体操」

 今号の特集は「始めよう! 脳を活性化させる生活」です。「婦人公論」が目指すのはひとえに“ピンピンコロリ”ですので、あの世に召される寸前まで脳はしっかりきびきび動いていることが肝要。「もの忘れは衰えの証? 素朴な疑問に答えます」に寄せられた読者からのお悩みも、「衰えをストップさせるには、どうしたらいいですか?」「『人の名前が思い出せない』『買い物に出たのに何を買うか忘れた』。ど忘れが多く、心配です」「『年をとると頑固になる』と言われますが、脳の衰えの影響でしょうか?」などなど、深刻かつ前のめり。

 そんな読者の声に応えるべく、紹介されているのが「童謡を歌いながら体を動かす『須坂エクササイズ』の効果とは」です。長寿日本一の長野県。その北部にある須坂市が一丸となって推進しているのが「須坂エクササイズ」で、懐かしの童謡を歌いながら体を動かすというもの。運動しながら歌うという2つの動作を同時に行うことで、「脳内の運動量だけでなく、大脳皮質への血流が増え、認知機能の低下を予防できる」とのこと。さらに「懐かしのメロディーとフレーズを思い出すことで、若い頃の記憶を掘り起こす『回想法』も同時進行」とイイことづくめ。これは今すぐやるっきゃない!

小藪ごときが口出せる、簡単な問題じゃねんだよ!

しぃちゃん

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