応援メッセージ殺到も……

「AKB48に歌わせたくない」声帯全摘のつんく♂、小室哲哉の激励メッセージが波紋呼ぶワケ

2015/04/08 11:45
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つんく♂の声は永遠!!

 咽頭がんにより、声帯の全摘出を告白したつんく♂へのメッセージが、芸能界全体から相次いでいる。報道後にはモーニング娘。をはじめとしたハロー!プロジェクトメンバー、シャ乱Qら同僚からだけでなく、親交のある各方面の著名人からもエールが送られた。プライベートで親交があるというTOKIO・山口達也は『ZIP!』(日本テレビ系)で、つんくから「家族を励ませないか」と相談を受けた後、TOKIOメンバー全員でつんくの自宅を訪れ「花唄」を合唱したというエピソードを明かした。しかし、中には応援コメントによってネット上で反感を買ってしまう者も出現しているようだ。

「昨年夏に刑務所を出所し、今年に入ってからはイベント出演など公の場に姿を見せつつある田代まさしは、つんくのブログに書かれた『これからもこんな私に出来る事。こんな私にしか出来ない仕事をさせて頂こうと思っております』というコメントを引用して『その決断が、きっとたくさんの方々に勇気を与えたことでしょう。僕もその一人です。今の僕にしか出来ないこと、きっとあると想います!』とTwitterに投稿しましたが、炎上しています」(芸能ライター)

 この田代のツイートに対して、ネット上では「つんくとあなたじゃ立場が違うでしょ」との批判が殺到。薬物をはじめとして、過去5回の逮捕を繰り返した田代だけに、今回の応援メッセージは多くのネットユーザーから反感を買ってしまったようだ。

 また同じく、槍玉に上がってしまったのが、元モーニング娘。の加護亜依。5日付のブログに「つんく♂さんのおかげでモーニング娘。になれたし、今の私がいます!!本当に感謝しています」とつづった加護だが、ほぼ活動休止中の現状に加えて、先日は出資法違反で昨年逮捕された夫との協議離婚を発表直後とあって「『今の私がいます』って、つんくのせいで不幸になったと読めてしまう」と批判が殺到した。

「さらに、各方面のファンを混乱させているのが、以前つんくと食事をした際に、手術を受けることを明かされていたという小室哲哉です。小室はTwitterで『一緒に何かやっていこうと強く約束しました』と振り返り、『歌う方いたら、作詞、作曲つんく、編曲 小室で、作詞、秋元さんにお願いしても、 良いね、どうだろう?とにかく作品創ろうよ』と提案。しかし、かねてからAKB48のブレークに対し、つんくは忸怩たる思いを吐露していたこともあり、『ここで秋元を絡めちゃう空気の読めなさ……』といった声が出ています」(同)

 小室の“空気読めない発言”対して、つんくは「どんな音楽作って行きましょうか!楽しみです!」と大人の対応。ネット上では「話題作り必死すぎる」「AKB48には歌わせたくない」と批判も出る一方で、「次の総選挙1位の表題曲にしたら?」と、このコラボを前向きに捉えるAKB48ファンもいるようだ。

 今回批判が出た三者に関しては「いずれも話題作りを狙うというより、批判が出ることさえ意識しない“天然”発言と思われるだけに、より大きな反響を呼んでいるのかもしれません」(同)というが、いずれにせよこれだけのエールが集まるところに、つんくの人徳をあらためて感じる出来事となった。

最終更新:2015/04/08 11:45
『シャ乱Qベスト~四半世紀伝説~』
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