[女性誌速攻レビュー]「CLASSY.」5月号

今なお“マネジャー女”に勝機を見出す、「CLASSY.」の一向にこなれぬモテ言説

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「CLASSY.」2015年5月号(光文社)

 着回し企画でアニメオタクのイラストレーターがフランス人建築家と恋に落ちたり、高学歴女子の生きづらさを嘆いたり、このところ変化球ネタに走っていたな「CLASSY.」。しかし「CLASSY.」の本領とは160キロのストレート剛速球を大胆に暴投する、そんな不器用さにこそあるのでは。ということで「CLASSY.」らしさあふれるこんな企画から今号はレビューをスタート。それは「一番モテるのは『カッコいい白』だった!」です。

 キャッチには「媚びてないのに女らしさ抜群のスタイリング」とあります。登場するコーディネートは全て白、まっしろ。NON STYLE・石田ばりに白一色のモデル女子たちが、「BBQ合コン」「仕事帰りデート」「週末デート」「記念日デート」などのシチュエーションでモッテモテ。BBQ合コンでは重そうな買い物袋を男子と仲良く一緒に持つ、白のショーパンに生脚スニーカーといった女子の姿があります。そして「カジュアルなファッションのときも女らしさはどこかに残して欲しいのが本音です」(34歳/マスコミ勤務)、「爽やかな白に脚見せって、普通っぽいけど最強に可愛いコーディネートだと思う!」(29歳/コンサルタント会社勤務)という、伝家の宝刀・怒涛の男子コメント付き。これこれ、これですよ。「CLASSY.」のぶち上げた謎理論を、顔の見えない“肩書オトコ”が補強するパラレルワールド。モテの安売りがこんなに輝いて見えるのは、この雑誌が長い間モテ問題に愚直に取り組んできた所以なのでありましょう。

<トピックス>
◎一番モテるのは「カッコいい白」だった!
◎特集「この春欲しいのは『スニーカーに似合う服』だけ!」
◎周囲からの評判もバツグン! イケメン体育会サラリーマン

■恐ろしいほどの白コンバース依存

 今号の特集は「この春欲しいのは『スニーカーに似合う服』だけ!」です。モテ命・コンサバ命で驀進してきた「CLASSY.」が、“こなれ”という禁断の果実に手を出して幾年月。カジュアルに不慣れな「CLASSY.」女子たちは、とりあえずコンバース、困ったらコンバースと連投させてきたわけですが、それが“欲しいのはスニーカーに似合う服だけ”までたどり着いたわけです。

 もちろんコンバース一辺倒などということはなく、アディダスもVANSもニューバランスもアリ。そして読者のコンバース依存を克服しようというこんな企画もあります。題して「三科絵里さんは次に何をはく?」。三科さんとは「CLASSY.」の魂ともいえる、“関西キレイめ派”人気読者の一人です。「初めてのスニーカー“白コンバース”をはきこなせるようになってからというもの、どんな時もこの一足に頼りっきりになっていたという三科絵里さん」とはリードの弁。「今まではボーイズカジュアルには白コンバース一辺倒でした」「今まではきちんと感を意識すると白コンバース頼みでした」「今まではデートのオシャレには白コンバースが限界でした」……このようなコメントに、「CLASSY.」女子たちの白コンバース依存の根深さが見てとれます。

体育会系夫の日々の酒代、ハンパなさそうだけど大丈夫?

しぃちゃん

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