[ジャニーズツッコミ道場]

『デート』で“見つかった”Hey!Say!JUMP・中島裕翔に見る、世間に忘れられない方法

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クローゼットから泣きながら飛び出し「抱いてやれよ!」がブレイクポイント!

 「とうとう世間に見つかってしまった」というのか、「ようやく見つけてもらった」というのか。

 今回ツッコませていただくのは、3月23日で最終回を迎える『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)で好青年・鷲尾豊を演じているHey!Say!JUMP・中島裕翔。ドラマが放送されると、ドラマ中盤から驚くほどTwitterなどネット上に「鷲尾」の名前があふれるようになった。「鷲尾くん好青年すぎ」「鷲尾くん爽やか」「鷲尾くん、いい男。こんな人に出会いたい」「鷲尾イケメン」なんて言葉の数々を見るにつけ、「本当に売れていった」と勝手に感慨にふけってしまう。

 というのも、もともと中島は、2013年から『シェアハウスの恋人』(日本テレビ系)『半沢直樹』(TBS系)『東京バンドワゴン~下町大家族物語』(日本テレビ系、ゲスト出演)『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)『水球ヤンキース』(フジテレビ系、主演)と、2年間でドラマに出まくっていたから。しかも、そのどれも役柄にピッタリ合っていて、好演していたにもかかわらず、不思議と突出した存在感がなく、作品に溶け込むことで「空気」と常に言われてきたから。

 例えば、『半沢直樹』では真面目で責任感が強い若手銀行マン・中西英治を演じ、その好青年ぶりが評価され、以降、ネット上で「中西」と役名で呼ばれることがあるほどには浸透した。だが、前半だけの出番だったこと、周りに濃すぎる名優たちが勢ぞろいしていたことから、「空気」呼ばわりされることも多かった。そして、『弱くても勝てます~』では、へっぽこチームで唯一実力派の熱血漢・白尾剛を爽やかに演じたが、いかんせんストーリーが福士蒼汰×有村架純の『あまちゃん』(NHK)コンビ押しすぎ問題、恋愛パート多すぎ問題で停滞したこと、視聴率も振るわなかったことなどから、やはり中島は「ただ爽やか」に終始していた。

 そして、初主演した『水球ヤンキース』でも、ヤンキーにあこがれる真っ直ぐで熱い帰国子女役を好演したが、「若手イケメン俳優+水着の女子たち」を集めたことなどから、普通に馴染んで「空気」になっていた。いずれもドラマの作品世界に溶け込み、自分の与えられた役をきちんとまっとうしていたのだから十分なのだが、それが「空気」と揶揄されてしまうのは、一つひとつの役・一つひとつの仕事が「点」で終わり、つながってこなかったからだろう。

 だが、こうした「点」が『デート』でついに、つながった。良い脚本・良い共演者・良い作品に出会えたことは大きいし、そんな作品の中でも非常に出番の多い良い役を与えてもらったことは幸運だったと思う。そして、中島が世間に見つかったことであらためて感じたのは、「間を置かず、露出し続けること」「ちゃんとオタク以外の人たちに“見られている”作品に出続けること」の重要性だ。「ゴリ押し」と嫌われるリスクがある一方で、やはり集中的に畳み掛けるように露出しないと、世間は「点」ではすぐに忘れてしまうのだ。

 そして、一度“見つかる”ことができたら、そこから遊べる・冒険できる幅がグンと広がることもあるだろう。もちろん、一つひとつの「点」がちゃんとつながったのは、これまでどれも疎かにせず、真面目に一生懸命にこなしてきた本人の努力があってこそ。ついでに、中島は、これまで「ドラム」「タップダンス」「ムーンウォーク」「カメラ」「乗馬」と、多趣味な半面、ドラム以外はあまり仕事に結びつかない印象があったが、近年は中島が撮影した写真がカレンダーに使われるなど、地道に続けたことが少しずつ実を結び始めている。

 ドラマでハマった人たちに次の一歩としてオススメしたいのは、アイドルのときの無邪気な素顔。大人びた顔と長身スマートなルックスに似合わず、ぴょんぴょんはねたり、変な動きをしたり、笑顔いっぱいに子どものようにはしゃぐ姿はまた別の魅力なのだ。
(田幸和歌子)

どうやったら高木が見つかるのか教えてほしい

しぃちゃん

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