少女へのジェンダーバイアスをはね除ける『なかよし』連載の少女漫画『さばげぶっ!』

【messyより】

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(C)柴田英里

 前回のコラムでは、『りぼん』『なかよし』『ちゃお』の付録と漫画の傾向について書きましたが、その後、コラムで少しだけ触れた、現在『なかよし』で連載中の、高校生の少女たちがサバゲをしたりしなかったりのドタバタコメディ『さばげぶっ!』(松本ひで吉 作)にハマってしまいました。

 『さばげぶっ!』は2014年にアニメ化もされ、『なかよし』の中でも準看板作品と言える人気と知名度を持つ作品なのですが、「こんなに酷い少女漫画はなかなかない(120%の褒め言葉です)」と感動するほど、少女漫画でよくある「お約束」を脱線しています。

 舞台は高校で、女子校生たちが部活動のサバイバルゲームに興じる姿がえがかれます。恋愛ではなくオシャレでもなく“サバゲー”という時点で、女児向けマンガ誌で連載するには極めて珍しい題材なのですが、まず、登場人物たちがみな、「少女漫画のお約束」から逸脱しています。

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