「自己責任」では虐待事件を防げない。大阪二児放置死事件をモデルにした密室映画

2015/03/04 20:00

【messyより】

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『子宮に沈める』©paranoidkitchen

 3月4日、2010年夏に発覚した大阪二児放置死事件をもとに作られた映画『子宮に沈める』(2013年11月公開)のDVDが発売される。

 親による子供への虐待事件はあとを絶たない。2010年7月、3歳の女の子と1歳9か月の男の子が母親の育児放棄によって餓死しているのが発覚、母親が風俗で勤務していたなどの生い立ちが注目され、メディアでセンセーショナルに取り上げられた大阪二児放置死事件から5年弱。「虐待死」報道は半ば日常化してしまっている感さえある。今年に入ってからも、いくつもの虐待事件が報道された。以下、今年1~2月に発生し新聞で報じられた虐待事件だ。

 1月21日、母親(33)が息子(8)の首を絞めて殺害しようとする殺人未遂事件が愛知県で発覚。容疑者は調べに対し「お金がなくて、子供を育てていく自信がなかった。子供を殺して、一緒に死ぬ予定だった」として容疑を認めている。

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最終更新:2015/03/04 20:00
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