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日本初の女芸人パブ「中野コメディエンヌ」で聞く、「女芸人は女を捨てるべきなのか」問題

2015/03/07 19:00
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「中野コメディエンヌ」で働くさちまる。さん。JUJUのモノマネでお出迎えしてくれました!

 今話題になっている、東京・中野にある日本初の女性芸人パブレストラン「中野コメディエンヌ」をご存じだろうか。在籍するのは事務所所属や卵など芸歴に差はあれど、正真正銘の女芸人たち。女芸人が、芸を磨きながら働ける場所としてできたお店である。90分のウィスキー・焼酎飲み放題で男性が4,980円、女性が2,480円という良心価格で、芸人によるショーを楽しめ、ボトルキーププランやカラオケチケットもあるという。

 今回、同店で働いている、JUJUや和田アキ子、日本に来ているフィリピン人などの形態模写ネタで人気を博す女芸人・さちまる。さんに、「中野コメディエンヌ」の魅力をインタビュー。芸人といえども、接客してくれるのは全員が女性というこのお店で、お客さんが求めものは、純粋な笑いなのか、はたまた“あわよくば”的な色恋なのか。さらには、「恋をするとつまらなくなる」などといわれてしまう女芸人の、“女”と“芸人”の間で揺れる心模様など、ディープなお話をうかがった。

――まず、「中野コメディエンヌ」の客層はどんな感じでしょうか。

さちまる。さん(以下、さちまる。) やっぱり30~40代のサラリーマンが多いですね。「きれいなお姉ちゃんはもういいから、面白い話ができる子がいないか」という流れや、酔っぱらって来店されるケースですね。

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うみのいえのウェイウェイさん

――やはりこのお店の目玉はショータイムだと思うのですが、どんなネタが見られるのでしょうか。

さちまる。 飲み放題の料金にステージ料金が含まれているので、その場の盛り上がりに応じてショータイムが始まります。芸人を始めたばっかりの地下芸人のような子たちもいるので、ここでしか見られない“ちゃんとしていない”ネタが見られますよ(笑)。個人的なおすすめは、浅井企画の「うみのいえ」というコンビで活動している、ウェイウェイちゃんですね。堺正章のような顔をしているんですけど、「私は美人スナイパー」と言いながらお客さんを狙うというネタが面白いです。ウェイウェイが「美人のスナイパー」ではなく、「美人を狙うスナイパー」という設定なので、是非狙われに来てみてください(笑)。

――一方で、キャバクラのようにキャストの指名や同伴、アフターもあると聞いたんですが。

さちまる。 はい、指名も同伴も一応あるんですが、「そういうシステムあるよ」と言っても笑われますね(笑)。あとうちにはいろんなNo.1があって、指名No.1もいれば体重No.1もいますよ。デブの比率は多めです。あと恋愛禁止ルールもありませんね。うちはみんな大人なので、そのあたりは自己責任なんです。ここで出会ったお客さんと婚約までいっている女の子もいます。

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