仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」

松嶋尚美と中島知子……明暗を分けた元コンビに見る“できる女”の本当の条件

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『松嶋尚美のジュマ&ララdiary』(ワニブックス)

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「相方に甘えてて……」松嶋尚美
『ボクらの時代』(フジテレビ系、2月22日放送)

 学校の勉強は、実社会では役に立たないのか。時折、このような論調のネットニュースを目にする。学校の勉強が役に立つかどうかは別として、学生時代の「価値観」は、実社会では役に立たない、ということは往々にしてある。

 例えば、「できる・できない」問題。学生時代の評価、テストの点数という数字で表され、点数が良いことが「できる」ことであり、受験や就活には有利に運ぶ。しかし、実社会では営業のように成果が数字でわかる仕事は別として、「できる・できない」が見えにくい。さらに、「できる」からといって、必ずしも報われると限らないのが、実社会の複雑さである。

 その如実な例が、数年前に解散したお笑いコンビ、オセロ(中島知子と松嶋尚美)ではないだろうか。美形お笑いコンビとして、お笑いにとどまらず活躍していた2人だが、2013年に中島知子の占い師による洗脳騒動が勃発した。大物ミュージシャンとの不倫に疲れ果てた中島は、女性占い師に依存していいなりとなり、容姿は劣化、マンションの家賃も滞納していると週刊誌で報じられた。結果、コンビは解散。その後、中島は各メディアに、一部報道の否定し、女優業に挑戦したいと語ったが、完全復帰とは言い難い。レギュラーはTOKYO MXの2本のみである。

 対する松嶋尚美は公私ともに好調そうである。2月22日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で私生活を明かしたが、格差婚をした夫との仲は良好で、離婚を考えたことはなく、夫に感謝しているようだ。松嶋は、芸歴は長いが仕事が大嫌いで、冒頭の発言のようにいつも元相方である中島に甘えていたそうである。しかし子どもを持ち、コンビが解散したことによって、自分はタレントである、1人でしっかりしなければという危機感を持ったそうだ。

 恋愛がきっかけでコケたという中島と、仕事もプライベートも順調な松嶋。明暗を分けた元コンビを見ていると、どうしても思い出してしまうのが、かなり昔の『さんまのまんま』(同)である。2人はコンビで出演していたが、さんまは大好物である天然ボケの松嶋をいじる。松嶋はアホ、中島はモテるといった論調でトークは進むが(中島は過去に某俳優と結婚を“プロミス”していたと週刊誌に報じられた)、その途中に松嶋が笑顔で至言を放つ。「女のコンビってモテない方が、幸せになんねん!」と。

鶴瓶も松嶋の「負けたふり」にメロメロ

しぃちゃん

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