[女性誌速攻レビュー]「美人百花」2月号

コンサバもギャルも嫌!? 喧嘩上等の「美人百花」が抱える“美人”になり切れない葛藤

bijinhyakka201502.jpg
「美人百花」2015年2月号(角川春樹事務所)

 今月から新たに「美人百花」(角川春樹事務所)のレビューが始めまります。「美人百花」……あらためて手にとってみると、なんですかこのピンクの応酬は! しかも、雑誌のキャッチコピーは「コンサバより若くて華やか、ギャルより可愛くてリッチ、25歳からのバラ色のおしゃれ人生をフィーチャー!」とのこと。自己肯定がすぎて、コンサバにもギャルにもケンカを売っていますが、元気があるのは素晴らしきかな! 早速読んでいきましょう。

<トピック>
◎コレが私の笑顔のもと!
◎美人たちの「本命コート」と「コートの中身」総ざらいSNAP
◎逆引き「ホムパ鍋」百花

■優木まおみが“余裕”を体現

 今月の第1特集は「コレが私の笑顔のもと!」。「美人百花」御用達のモデルやタレントが、それぞれの「笑顔のもと」について語っています。登場するのは、美香、矢野未希子、優木まおみ、鈴木えみなどほとんどは既婚者。美香は「大事なものは家族」、鈴木えみも「家族の存在が私にとってなにより」と、家族の大切さを訴えます。そんな中、昨年出産した優木まおみは、「去年より今年、今年より来年、どんどん幸せが増えるといいな」「迷いがなければ無駄な時間も減って、生活に余裕が出る」と、家族という文字は1つも使っていないものの、家族のいる幸せを訴える“余裕”発言をかまします。一方で独身なのは、AKB48の小嶋陽菜。アイドルだけに恋愛も禁止なので「同世代の女の子と情報交換するだけで楽しくて、女のコに生まれてよかった!」という、違うアプローチで自身の「笑顔のもと」を紹介しています。

 登場するモデルやタレントに、既婚・独身、子どものあるなしが混在しているのは、“読者層を限定していない”ということにもつながります。「美人百花」は、“結婚して家族を持つ喜び半分”“女子である喜び半分”の2つの要素で構成されているようです。それは、「25歳以上」という読者の年齢設定ともリンクし、読者が結婚していてもしていなくても、自己肯定感が得られる作りになっているのかも。この点が、「なにがなんでも結婚しなくては!」という女性誌や「結婚してる人しか読者じゃないもん」という女性誌と異なっていると思います。

 ちなみにこの特集は、各々の「笑顔のもと」にちなんだファッションを紹介しています。例えば、「女の子に生まれてよかった!」という小嶋陽菜は、「ピンク」や「ハート」という女の子らしいアイテムを取り上げているし、「余裕」がテーマの優木まおみは、「バーキン」や「ホームパーティー」を紹介と、ここでもまたバリエーションの幅広さを見せています。

美人というプライドを持ちたいという意識はビンビン

しぃちゃん

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク