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『銭の戦争』――冷たさと優しさの両極で光る俳優・草なぎ剛の“凡庸さ”という武器

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『銭の戦争』(フジテレビ系)公式サイトより

 フジテレビ系で火曜夜10時から放送されている『銭の戦争』は、SMAP・草なぎ剛主演のピカレスクドラマ(悪漢ドラマ)。原作は韓国で放送されたドラマで、舞台を日本に移したリメイク作となっている。

 外資系の証券会社クレディ・パートナーズに勤める白石富生(草なぎ剛)は青池梢(木村文乃)との婚約を控えて幸福な日々を送っていた。しかし、町工場を運営する父親の連帯保証人となっていたことから多額の借金を背負うこととなり、全ての地位と名誉を失ってしまう。

 2時間スペシャルとなった第1話では富生が借金取りに追い詰められて、財産を失い、父親が自殺し、母親は意識不明の寝たきりとなり、最後には結婚も破談となり、転落していく姿がこれでもかと描かれる。白石は金策に走り、大学時代の友人を訪ねるが、誰も力を貸してくれない。その過程で、彼が今までいかに人望がなく傲慢だったかが見せつけられる。圧巻なのは、ゲーム関連の会社で成功した後輩の元を白石が訪ねるところだ。酔っ払った後輩は嘔吐し、金を貸してほしかったら地面に吐いた吐瀉物を飲んでみろ、と挑発する。白石は吐瀉物を手で掬いあげて口に近づけようとするが、ぎりぎりのところで思いとどまる。この描写はネットでも話題となり、口にこそ付けなかったものの、「ここまでやるのか」と見ていて驚かされた。

 韓流ドラマというと華やかな恋愛ドラマの印象が強いが、『銭の戦争』はどちらかというと『オールド・ボーイ』のような韓国映画のテイストに近く、えげつない暴力や貧富の格差がこれでもかと描かれている。全てを失いホームレスとなった富生は、金で全てを取り戻すために、父親を追い詰めた赤松大介(渡部篤郎)が経営する赤松金融の門を叩き、借金取りに身を落とす。そして抜群の記憶力と知恵を武器に回収不能だったヤクザの借金を取り立ててみせる。

シマホCMの重厚感はつよぽんにしか出せない

しぃちゃん

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