ギリギリ続きのフジテレビ

「めちゃイケ」、AKB48効果で打ち切り免れた! ギリギリ“継続”決定も苦しい裏事情

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『めちゃイケ 赤DVD 第4巻 モーニング娘。の期末テスト・体育祭 岡村女子高等学校。2』(よしもとアール・アンド・シー)

 バラエティ史に名を残すアノ人気番組が、なんと今年3月で終焉を迎えようとしていた。その気になる番組は、「『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)です。ネット上では打ち切りのウワサが流れていましたが、事実、2015年3月末をもって終了する予定でした」と、テレビ関係者は明かす。

 1996年に放送開始以来19年、土曜夜8時の顔として君臨し、「ヨモギダ少年愚連隊」「フジTV警察24時」「濱口だまし」「数取団」「岡村オファーシリーズ」など、数えきれない人気企画を送り出してきた名番組であり、「楽しくなければテレビじゃない」を合言葉とするフジテレビ黄金期を担った看板番組でもある。

 しかし、その歴史に幕を閉じる運命にあった番組が一転、3月以降も継続が決まった理由には、14年12月6日に放送された2時間スペシャル「衆議院より一足お先に解散総選挙スペシャル」の高視聴率があったという。

「AKB48の選抜メンバー30人にドッキリを仕掛け、その素のリアクションを見た『めちゃイケ』メンバーが投票を行うというものでした。AKBグループの精神的支柱にして、『総監督』職にある高橋みなみが、ナインティナイン・岡村隆史と熱愛写真を撮られたというスクープを皮切りに、彼氏・岡村との緊急2ショット謝罪会見、ニセ番組での高橋の岡村への思慕ともとれる発言、さらには、同名の人気連載漫画『AKB49~恋愛禁止条例~』の映画化記者発表での高橋の涙まじりの卒業宣言など、『めちゃイケ』ならではの、虚実入り混じった大型ドッキリでした。高橋の予想外に高い演技力が光り、リアルなドッキリに仕上がっていました」(芸能ライター)

 結果は視聴率12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、番組のエンディング時には15.2%まで跳ね上がっていたことから、注目度の高さが窺い知れる。

「『めちゃイケ』は、去年のひどいときには6%、7%と低空飛行が続き、今回のスペシャルが放送される前4週の平均視聴率は9.4%でした。低視聴率が伝えられるたびにネット上では『世間とズレている』『前にやった回を再放送した方がよっぽどいい』『新メンバーが入ってから見なくなった』などと揶揄されながらも、大幅なリニューアルは加えることなくやってきた。それが今回、曲がりなりともプラス3%、エンディング時には6%以上の上昇をみたことから、番組が持っている“地力”が評価され、まだやれるという太鼓判が押されたということでしょう」(キー局スタッフ)

 だが、今後も番組が安泰かといえば、そう簡単なものでもないらしい。先のテレビ局スタッフによれば、

「同番組の最高視聴率は04年10月9日に記録した33.2%。これは女性芸能人の抜き打ち学力テストを放送したスペシャル回です。この日は台風が首都圏を直撃したときで、在宅率が高かったことも功を奏したようですが、それでも驚異的な数字です。それに比べれば今回の12.5%は平凡なもの。というより、すでに番組としての寿命は切れていると言っても過言ではありません。ただ、現在のフジテレビから見れば“御の字”ということもあり、かろうじて首の皮一枚で繋がっている状況には変わりません。今回、改編期を乗り切った『めちゃイケ』ですが、今後一定の成果を上げ続けないと、いつか亀山社長に大ナタを振るわれるときが来るでしょう」

 と、にべもない。振り返ると、1973年に最高視聴率50.5%を記録した『8時だヨ!全員集合』(TBS系)は、その10年後、83年8月13日の放送で初めて視聴率ひとケタ(9.2%)を記録。その2年後に番組は終了している。そして、『全員集合』撤退の原因となった、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)は、『全員集合』の後を受けて始まった『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』(TBS系)の返り討ちに遭うことに。87年11月、『加トケン』が番組最高視聴率36.0%を記録した1年後、『ひょうきん族』は8年の歴史に終止符を打っている。

 これら、「土8バラエティ戦争」の系譜の一端を今に受け継ぐ『めちゃイケ』だけに、「苦境といわれても終わってほしくないのが本音です」(前出・スタッフ)と希望を托す声も上がっている。いつの日か「最終回」を迎えるとしても、何かしらの盛大なドッキリを仕掛け、我々視聴者を笑いと涙で大いに欺いて終わってほしい。

めちゃイケ、愛されてるじゃーん!

しぃちゃん

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