『まだモテてないだけ。』刊行記念インタビュー【後編】

なぜ“普通”に恋愛できない? 『まだモテてないだけ。』著者が語る“少女マンガ”の呪縛

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『まだモテてないだけ。(恋愛オンチな私の結婚までの道のり)』(KADOKAWAメディアファクトリー)より

(前編はこちら)

――オーガニック系のセミナーは、どんな感じでしたか?

カマンベール☆はる坊さん(以下、はる坊) オーガニックにハマる人って、「こうするとよくなる」という対症療法をしすぎた結果、格好が地味になってしまった人が多い。その中に、ギャルの私が行くと、わらわらわら~~と人が集まってくるんですよ。別に「その格好はよくない、直した方がいい」と言ってくるわけではなくて、もしかしたら好きな格好をしている私が、なにか強そうな意志があるように見えたのもあるかもしれません。

――セミナーで印象に残っていることはありますか?

はる坊 人って自分のことはわからないくせに、他人の悩みはよくわかるところがあると思うんですけど、私はそれをハッキリ言うところがあって、相談を持ちかけられたことも。例えば、運気が変わる印鑑を作ってもらったという人に、「一度しか会ったことないはんこ職人に、『あなたが好き放題やっているせいで、ご家族が迷惑している。あなたが不調なのはそのせいだから、ご家族の元に帰りなさい』と言われた」と相談されたことがありました。普通に考えて、おかしい話じゃないですか。だから「たった1回はんこを作ったような人に、人生決められてどうすんだって話ですよ」「家族に迷惑をかけてるかどうかなんて、自分でもわかるでしょう」とズバッと言ったんです。そしたらその人、次は私に寄り付くようになってしまって……。

 こういうのにハマる人って、アート系の人、高学歴の人が結構多い。繊細で根本的に真面目だけど不器用な人、言われたことはこなすけど、自分で考えて次につなげるのが苦手な人も多いなという印象です。だから「答え」を提示されると、それを信じきってしまう。まぁ、私もがっつりハマっていたんで、そういうところはありますね(笑)。

――『まだモテてないだけ。』を読んで、例えば彼氏ができないことを男のせいにしたり、ほかの女のせいにしたりなど、他人の悪口が一切書かれていないのも気になりました。

はる坊 そうですね。他人のせいにしても、明日から劇的に変わることはないから、自分を変えるしかないとは思います。自分がなにかやっていると、気が紛れるというのもあるし。私でも、誰かの悪口を言ったら、人から嫌われる……ということぐらいはわかるんで。きっと「自分がこう振る舞えば、他人はこう思うだろう」というのがとてもすんなりわかる人が、普通に自然と恋愛ができる人なんだと思います。

「おっちょこちょいがモテる」の呪縛もあった……

しぃちゃん

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