今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

新キャラクター、「新垣さん」と「DJ KOO」がテレビで売れたワケ

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DJ KOO公式FaceBookより

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎マネジメント業始めました
 年末年始の特番で、活躍が目立った新垣隆さん。10月くらいに「年末から来年にかけて『この人が来る』と思うタレントさんは誰ですか?」といったコメント取材がよくあり、そのたび「新垣さんですかねぇ」と答えていたのだが。どこも「新垣さんはちょっと……」と外されてしまった。売れたじゃねーか新垣さん。 

 騒動の後、しばらく凪で、「非儲」がよく理解されたのと、本人のあの「目立ちたくない」というキャラクターが、出オチとして秀逸だったという点がポイント加算されたと思われる。ビッグダディは見ててイラつくことだらけだが、新垣さんはなんかこう、愛すべきキャラクターって感じ。ベクトルとしては桐谷さん似か。誰かが使うまではみんな様子見だけど、一局が使い始めると、とたんに我も我もだからなぁ。できればMXテレビに先鞭をつけてほしかったが。

 今まさに旬ともいえる新垣さん。ものすごい引っ張りだこだが、事務所に所属しておらず、テレビや雑誌の出演依頼が、新垣さんの記事を書いた「週刊文春」(文藝春秋)のところにきて、プチマネジャー状態になっているらしい。でも「事務所になど入っていない」という部分が、新垣さんの持ち味であるわけで。痛し痒し。問い合わせ先は当分「週刊文春」で。

◎本家はコンセンサス消失
 そしてもう1人、バラエティ要員として売れ売れのDJ KOO。出てきて「イジザダーッ(EZ DO DANCE)」と持ち歌の曲名をひとこと言うだけで大爆笑。独特の「ズレ」にもコンセンサスが取れてきて、バラエティでおいしく咀嚼される機会が激増中。具志堅やガッツ的なところにカテゴライズされがちであるが、見ていてそこまでの伝説的言動はない。見た目の支離滅裂なハデさと、中身は単なるおじいさん。このギャップで楽しまれている、いわば「志茂田景樹枠」と思われる。まさかこの枠がまた埋まる日が来るとは。

◎記者質問にバッチリ
 復活宣言した極楽とんぼ・山本圭一。彼を「応援します!!」と前のめりの芸人たちは、軒並み人気ない人物ばっかり。このせいで「要らねーよ」という空気に拍車がかかっている気が。ロンドンブーツ1号2号・田村淳とかは、逆に「何で戻ってくんの?」とでも言っといた方が、「ひどいヤツ」「そこまで言わなくてもいいんじゃね?」と揺り戻しが起こりそうな気がするが。起こりませんね。「もう一回2人で活動したりができるようにと、心から思っている」という、相方・加藤浩次の『スッキリ!』(日本テレビ系)でのコメントは、奥歯のものの挟まり具合がすごいのなんの。もう何年もピンでうまくいってて、コンビだったことすら世間は忘れてるのに、寝た子を起こさないでくれ! という魂の叫びがありありと。再結成への熱量ゼロ。ま、加藤の場合は、実際煮え湯を飲まされたわけだから、わからんでもないけれど。

 本当に、面白いように、売れてる人間ほどソッポを向く山本復帰。芸能界の好感度のリトマス試験紙として、今後使えるかもしれない。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、1月16日に新刊『今井舞がゆく! 気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)発売。

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