[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

5歳の娘と初めてのクリスマス、『妖怪ウォッチ』と『プリキュア』で用意万端!

2014/12/22 19:20
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(C)倉田真由美

 毎年、クリスマスの時期は妻くらたまが娘ココを連れて福岡の実家に帰ってしまうので、オレはココが産まれてから一度もクリスマスをココと過ごしたことないんです。この5年間、オレは1人クリスマスだったわけ。妻は「ココはまだクリスマスがいつだとかわからないから、いつでもいいよ」と言うのですが、オレとしてはイベントごとはきっちりその日にやりたいんですよ! クリスマスなら12月24日・25日とかさ。

 ほんっと妻はイベントにまったく興味ないんですよ。誕生日すら、まったく興味ナシ! なので毎年12月になると、クリスマスをどうするかで妻と揉めるんです。普段はケンカしませんが、この時期だけは言い合いになる! それでも毎年、福岡に行く前にココにケーキとクリスマスプレゼントを買ってあげてたんです。今年もクリスマスはまた1人かあ……と気が滅入ってたら、今年は妻だけで福岡に行くというじゃないか! ということは、初めてココと一緒にクリスマスを過ごせるんですよ! マジでめちゃめちゃテンション上がる!

 せっかくなら楽しいクリスマスをと思い、12月初旬から準備することにしました。ココに「サンタさんになにをプレゼントしてもらう?」と聞くと、「じゃあ、サンタさんに手紙書くね」とプレゼントの絵付きの手紙を書き始めました。見てみると、『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)の時計2個(旧型と零式)とメダル、ハート型のネックレス、星の指輪、カチューシャ、でかい飴……などいっぱい。たぶんホントに欲しいプレゼントは『妖怪ウォッチ』の時計だけなんでしょうけど、とりあえず思いついたモノを書いてみたという感じ。ぶっちゃけ、ハート型のネックレスや星の指輪はどこで売ってるのかすらわからない。でかい飴って……そもそもココは飴好きじゃないし!

 手紙を書き終えたココに、「じゃサンタさんにお願いしないと」と言うと、ココは手紙を持って窓から顔を出し、「サンタさーん! 『妖怪ウォッチ』の時計と、ハートのネックレスと、星の指輪と、カチューシャと飴くださーい!!」と大きい声でお願いしていました。「サンタさんにお願いしたから、『妖怪ウォッチ』の時計はもらえるね」とココは喜んでいましたが、世間ではいまだに『妖怪ウォッチ』の時計はなかなか手に入らない状況なんですわ。こうなったら、クリスマスまでにどうにかして手に入れないと!

 ネットで調べると、Amazonやヤフオクでは時計が1万円前後、中古で安くても6,000円くらいで売ってはいます。でも定価3,800円ぐらいのおもちゃですからね! わざわざ定価の倍の値段で買いたくない。出品しているオトナを儲けさせるのもなんか悔しいし。

 なので、翌日からおもちゃ屋通いすることにしました。まず、池袋のトイザらスに行ってみると、いきなり『妖怪ウォッチ』の旧型の時計が売ってたので、早速買う! 店員に「(新しい方の)零式は売ってないんですか?」と聞くと、「週イチで数十個入荷するんですが、それがいつなのかわかりません」とのこと。「週イチで入荷してるなら、毎日トイザらスに通えば買えるかも!」と思ったものの、現実的に考えると毎日池袋に行くのは無理……。なので、会社がある渋谷周辺で探してみることに。

 が! 意外に渋谷にはおもちゃ屋が少ないんですよ。東急デパート本館に行ってみると当然売れ切れで、いつ入荷するのかわからない、と言われました。零式時計が買えなくても旧式は買えたし、クリスマスまで時間あるので、気長に探すとするか。

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