【掘り出し☆芸能放談】

脊山麻理子、菜々緒、梅宮アンナらに学ぶ、“逆ギレ”が与えた成功と失敗

2014/12/20 15:00

B美 逆ギレとも違うけど、菜々緒はTwitterでKis‐My‐Ft2オタと争ったのも話題になったよね。『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)に出た時に、キスマイファンからVTR中のコメントが「うるさい」って苦情が殺到して、菜々緒は「番組側の指示」と反論。ファンから「キスマイに手を出すな」って意味不明のイチャモンつけられたら「大丈夫です!絶対に出しません!」って言い切ってた。

A子 菜々緒ってスタイル抜群だし、黙ってりゃまったく別の売り方もできたと思うんだよね。ホントTwitterなんかやらせなきゃいいのにって思ってたけど、「ネットユーザーを打ち負かしたい」っていう心意気が『ファーストクラス』(フジテレビ系)の計算高い女役を掴ませたと思うのよ。だから結果オーライじゃない? 私が笑った芸能人の逆ギレ事件といえば、梅宮アンナだね。まぁ、アンナっていう時点で面白いんだけどさ。

B美 あぁ、Instagramに載せた画像が「転載」だって批判されて、「画像の引用がまるで犯罪かのように責められてる」って言い返した話でしょ。アンナ的には「世の中には、こんな素敵な絵や言葉があるんだよ!」って伝えたくてやってたことらしいけど。Pinterestっていう写真共有ツールで「数年前からやってる」と主張してたね。

A子 アンナがブログに「時々、画像を他から引っ張って、自分の言葉と合体させて、皆にメッセージを贈る。。これは少し前からの私のやり方。。新しいメッセージ法です」って、書いててホント爆笑したわ。完全なワイドショータレントなのに、セルフイメージは梅宮辰夫の娘のトップモデルなんだなって思った。いや、たっつぁんの娘って時点で、面白いんだけどさ。

B美 その後、画像の作者の人がTwitterでアンナにめっちゃキレたんだよね。「自己満足すぎる」とか「心に受けたこの傷と怨みは死んでも消えないわ」って、大激怒。

A子 「傷と怨みは死んでも消えない」……この作者の人も結構な役者だね。なかなか出てこないよ、そんなドラマチックな台詞!! でもまぁ、やっぱりこれはアンナが恥かいた一件だよね。

B美 あとは、2年前のロンドンブーツ1号2号・田村淳の逆ギレも衝撃的だったな。自分のバンドのjealkbのチケットを路上で手売りしてるところを「ツイキャス」でライブ配信してたら、警察官とモメちゃったやつ。

A子 生配信中に車が駐車違反で取り締まりにあったり、撮影は「道路の使用許可があるのか」って指摘を受けたんだよね。反論する淳を男性警官が「テレビ出られている方だから、周りの目もあるし……」ってなだめたら「芸能人だから、僕普通の生活しちゃダメなんですか?」って、ブチ切れしてた。

B美 国家権力を相手に「言い負かしたい」的な気持ちがあったのかな。警察の体制を批判するように「これが現状ですよ」って、視聴者に訴えてたし。

A子 一番反感を買ったのは、婦人警官のことを後で「婦人警官むかつく」「あのババア」って言ったことだよね。番組での発言しかり、SNSしかり、これまで何度も炎上してきた男とは思えない軽率な発言だわ。その分、本気でキレてるってのが如実にわかって、それはそれでドン引きだけど。

B美 結局、放送後には許可のないネット生配信とチケット販売が問題視されて「自分がルールを守っていないのに警察の方に失礼な態度をとった」って、淳が謝罪したよね。情報番組『知りたがり』(フジテレビ系)の出演を自粛するハメになったり、淳はこの件がきっかけで右肩下がりな感じ。今年はMCを務めてたゴールデンタイムの『クイズ30~団結せよ!~』(同)も、低視聴率により半年で打ち切りになって、レギュラー番組激減じゃん。

A子 一時は「政治家転身」とかって言われてたけど、「あのババア」発言で全てが水に流れたと思うわ。淳の件を振り返ると、芸能人の逆ギレって信用を失うものだってあらためて感じるわ。もちろん、正当な逆ギレだった場合は除くけどね。「あのババア」が教えてくれた教訓だよ。

最終更新:2014/12/20 15:00
『菜々緒 2015カレンダー』
脊山麻理子は近いうちにプロレスデビューする(予言)
アクセスランキング