イラストレーターが語る「LINE Creators Market」(前編)

「デコメはエロ、LINEスタンプはネタ」イラストレーターが明かす、好まれるモノの違い

arai01.jpg
『アイドル好き女子の日常』より

 今年5月に発売開始となった、「LINE Creators Market」。マンガやアニメのキャラクター、芸能人を模した「LINE公式スタンプ」とは異なり、「LINE Creators Market」に登録した人であればだれもが自由にスタンプを作成・販売できる手軽さが特長だ。1セット100円で販売されるスタンプ売り上げは制作者とLINEでほぼ折半となり、一部報道によると、サービス開始後半年での上位10位の平均販売額は3,680万円とも言われている。それがゆえ、一攫千金を狙う人々が次々と参入し、スタンプの審査は2カ月~3カ月待ちという状況が続いている。

 今回は、デコレーションメールやLINEスタンプの制作体験も持ち、11月中旬にクリエイターズスタンプ『アイドル好き女子の日常』を発売した現役のイラストレーター・あらいぴろよさんに、LINEスタンプとデコレーションメールの違いや「LINE Creators Market」での販売の実情を聞いた。

――はじめに、LINEのクリエイターズスタンプとはどういったものなのか、教えてください。

あらいぴろよ(以下、あらい) 「LINE Creators Market」に登録すれば、1セット40コのスタンプをオリジナルのキャラクターやテーマに沿って自由に制作できるものです。自由と言っても、宣伝を目的にしたものや公序良俗に反するものはNGといったガイドラインはあります。それに沿って制作し、LINE側の審査を通過したものが販売できます。

――あらいさんは過去にデコレーションメールの制作経験もお持ちですが、LINEスタンプとの違いはどんなところに感じますか?

あらい 人気のあるLINEスタンプは、ネガティブなもの・明るいものの二極化が顕著ですね。「返事をくれない彼氏を追いこもう」というテーマの「もっと私にかまってよ!」(森もり子作)のように、使う場面や状況にアイデアが光るものの人気がとても強いと感じます。
 一方、デコレーションメールは派手なデザインのもの・動くものがウケやすく、その流れで恋愛ものの中でも、「誘っているような」エッチなものや、不倫に使えそうなものといった背徳的なものが人気を集めていました。そもそもLINEは性的表現を受け付けていませんので、そこはまったく違うと思います。

――デコレーションメールでエッチな絵柄がウケた要因はどんなところにあるのでしょうか?

あらい LINEは10代~20代のユーザーが多いというイメージがありますが、デコメは20代後半~40代の恋愛体質の女性がメインユーザーという手ごたえがありました。LINEですと複数の人でチャットできるグループトークがありますが、デコメは携帯電話のメールですので1対1。誰からも見られないからこそ、大胆になって相手の興味を引きたいという思惑があり、背徳的なものが人気を集めていたんだと思います。ユーザーから、「恋人と会えない時間を埋めたいからデコメを使う」という声もありましたから。

――LINEスタンプはネガティブなもの/明るいものの二極化とおっしゃいましたが、その中でも人気作の特徴というのは?

あらい どちらも、なによりアイデアですね。あとは、ネガティブなものといってもツッコミや自虐で笑えるものですね。あまりにネガティブだと使いどころに迷い、コミュニケーションに向かないですから。送られた方も反応に困りますし(笑)。

 あと、上位にランキングされるものは、絵のほかに言葉を多用しているものが多い。絵だけ・文字だけで見るとあやふやな意味になってしまうので、怒っているのか、喜んでいるのか、ちゃんとわかるように言葉が添えられているものが、送る方・受け取る方どちらにもわかりやすく人気があるのだと思います。その曖昧にさせない感じは日本的だなぁと感じます。

スマホでは絶対にケータイ小説は生まれなかっただろうしね。

しぃちゃん

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク

アクセスランキング

  1. 「オワコン女優」認定の3人は?
  2. 「二度と仕事したくない」勘違い女優
  3. 狩野英孝の“最もヤバいウワサ”
  4. 狩野英孝事務所、無慈悲な対応
  5. 袴田吉彦の不倫相手が売名活動へ
  6. 日7対決“敗北しそうな番組”ランキング
  7. 嫌われている“歌姫”3人を大暴露
  8. ムショ飯はうまいのか?
  9. 狩野英孝、淫行報道で引退の危機
  10. 『東京タラレバ娘』はミスキャスト?
  11. “もう終わった”イケメン俳優3人
  12. “消えたAKB48”河西智美は今
  13. 工藤静香インスタで“におわせ”?
  14. 違法ギャンブルにハマる危険な芸能人
  15. 新春ジャニオタ放談
  16. 「仕事をしたくない」嫌われ者タレント
  17. 篠田麻里子、「老婆のように」劣化!!
  18. 薬丸裕英から家族すらも去った?
  19. 若い男を恋愛対象にするのをやめたい
  20. 狩野英孝「圧力一切ナシ」の裏側

ジャニーズの人気記事

  1. 新春ジャニオタ放談
  2. SMAP・中居が熱愛報道に渋い顔
  3. 葵つかさ「松潤の相手」表記にクレーム
  4. ジャニーズ事務所がひた隠すV6の真実
  5. 藤ヶ谷太輔、破局劇に大ブーイング

カルチャーの人気記事

  1. 恋愛に浮かれられない「GINGER」のサガ
  2. 他人の記事をパクるのはこんな人
  3. 逮捕された元警部が語る覚せい剤と刑務所
  4. 「捨てられる妻」の典型とは?
  5. ノンケが「レズ風俗」に行ってみたら

海外ゴシップの人気記事

  1. C・ブラウン、『DB』の痛車でデートへ
  2. マライアが“バツ2”自虐ギャグでノリノリ
  3. ケイティ、年末年始に日本を堪能
  4. トランプ就任式はしょぼくてもOK!
  5. リアーナ、J. Loをアンフォロー