[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

娘のお友逹家族と遊園地へ! パパ同士の会話は“大人の気遣い”で意外とラク

2014/11/10 19:00
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(C)倉田真由美

 先日のとある日曜日、娘ココと同じ幼稚園年中クラスのAちゃん家族、Bくん家族と一緒に練馬区にある遊園地「としまえん」に行ってきました。ココのお友逹家族と出かけるのは初めてだったのですが、前夜からココは「明日はAちゃんたちと遊園地だ! イエーイ!」と盛り上がってたので、オレと妻くらたまは「ココが楽しければオッケーでしょ」と不安要素は特にナシ。当日は朝9時に自宅近所までBくん家族がワゴン車で迎えに来てくれて、乗せてもらいました。Aちゃん家族とは現地で待ち合わせです。

 Bくん家族は、小学5年生の男の子もいました。この兄くんが小さい子の面倒をよく見る、いい子なんですよ。移動中の車内はココとも遊んでくれましたしね。普通の小学5年男子は小さい子の面倒は見ないで、ゲームで遊んでることも多いと思うんですけどね。兄くんは早くも「将来は幼稚園の先生やりたい!」という夢もあるらしい。素晴らしいよな! 妻くらたまとAちゃん・Bくんママとは同世代ということもあり、最近ではたまにランチに行くほど仲良くなっているので、車中でもBくんママと幼稚園の話で盛り上がってましたね。

 Bくんパパとオレはですね、そんな突っ込んだ会話はできなかったかな。まあ、Bくんパパは運転してましたからね。けどお互い大人なんで、そんなに気を遣わないでいられるから楽でしたよ。ぶっちゃけ、なにを話したのか、覚えてない! もしかしたら、なにも話してないのかも……。ママさん同士でも「なにか失礼なことを言ってしまうかもしれないから、気軽に話しかけられない」という話を聞きますが、それはパパ同士だって同じ。仕事のことや趣味のこともあまり聞けないし……。でもまあ、子どものことを話して、会う頻度が高くなればそのうちに仲良くなれるかもしれないし。ママ友もパパ友もはじめから「絶対仲良くならなきゃ!」と思わなくていいってことですよ!

 1時間ほどでとしまえんに到着。Aちゃん家族とも合流して、みんなで入場しました。入るやいなや、ココは猛ダッシュで園内を走り回って「ここ、来たことある! アレとコレとコレが面白いんだよ!」とAちゃんにぺちゃくちゃ話しかけています。ちなみにAちゃん家族は、としまえんに来るのが初めて。というか、Aちゃんは「よみうりランド」でショーを見ただけなので、遊園地の乗り物で遊ぶのは初めてらしいのです。ココは2~3カ月に1回はとしまえんに来ているので、「アレ乗ろう! コレ楽しいよ!」と完全に仕切っています。Bくん家族は兄くんも一緒なので、基本的には別行動でしたね。男の子と女の子だと遊園地での遊び方が違うのか、なるほど!

 ココは子ども用ジェットコースターが好きで、「Aちゃん、一緒に乗ろう!」と無理矢理Aちゃんを連れていきました。保護者も一緒じゃないと乗れないので、オレとAちゃんママも一緒に乗ることに。並んでいる時に、Aちゃんママは「うちの子、大丈夫かしら……」と不安がってましたが、Aちゃんもココと一緒だとテンション高く騒いでるので、オレは「大丈夫じゃない?」と軽く流したけど、Aちゃんママはかなり心配そうでした。が! いざジェットコースターに乗ってみると、ココもAちゃんもキャーキャー騒いでましたね。ココは仕切ってはいるものの、Aちゃんとすごく仲がいいので、友達と一緒に遊園地に来られてうれしいんだろうな。Aちゃんもホントは怖いのかもしれないけど、まったく嫌がらなかったです。ココが乗りたがる乗り物は、全て一緒に乗っていたし。

 遊園地は、乗り物によっては身長制限があるじゃないですか。ココはまだ106cmしかないので、すべての乗り物で保護者同伴。ただ、AちゃんもBくんも110cmを超えているので、1人で乗れる物もある。しかも110cm以上だと大人用のジェットコースターにも乗れるんです。なので、Bくんはパパと一緒に大人用ジェットコースターに乗ってましたよ。というか、来年あたりココも110cmになると思うので、大人用ジェットコースターデビューかも? ハッキリいってオレは無理なんで! 見てるだけで足がすくむ……。中高生のときはバンバン乗りまくってたけど、40代後半にもなると体力的にも精神的にも遊園地の乗り物はキツい! 楽しめないわけ。ただのビビリなんだろうけど……。ココには悪いが、大人用のジェットコースターは1人か友達と一緒に乗るしかないな。

 園内でも男親同士はあまり話す機会がありませんでした。オレはココとAちゃんを見ていたし、BくんパパもBくんと一緒、Aちゃんパパも2歳のAちゃん妹がいるのでそっちに付きっきりになってました。3家族でランチをフードコートで食べたんですが、やっぱり主役は子どもたち。子どもから目を離せないから、親同士で話し込むという場面はなかったですね。そういう意味では、子連れで大人数で出かけても、それほど気を遣うこともないし、全然問題ないってことがわかりました。子どもたちも友逹が一緒だとかなり楽しそうだし、今後もココの友逹家族と一緒に出かけたいですね!

最終更新:2014/11/10 19:00
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