[女性誌速攻レビュー]「CLASSY.」12月号

「CLASSY.」が“こなれ+タイツ”を喧伝するも、男子座談会は「やっぱりコンサバが好き」

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「CLASSY.」2014年12月号(光文社)

 今月号の「CLASSY.」、特集の前にイケメンインタビューから見ていきたいと思います。ほどよいヤンチャ感と子犬のようなかわいらしさ、そして抜群の清潔感でアラサー女性をきゅんきゅん言わせる俳優・福士蒼汰が登場。「こんな福士蒼汰見たことない!」と銘打ち、「最近グッと男らしく精悍になった彼の、ちょっと危険な香りがする表情を究極の選択で探った意外な素顔と併せてお楽しみください」という文章で紹介されています。が、全身ブラックな衣装で黒バックに溶け込むその姿は、「危険な香り」というより『夜逃げ屋本舗』。

 「好きなのは?(ご飯orパン)」「ペットを飼うなら?(犬or猫)」などの質問が並ぶ「究極(?)の選択20問」では、「女性の性格、好みなのは?(姉御っぽいタイプor守ってあげたいタイプ)」→「意外と守ってあげたいタイプかな。守りたい願望がありますね」、「女性のタイプ、付き合うなら?(セクシー系or清楚系)」→「付き合うんだったら、清楚系がいいな」とひとっっつも面白いことを言わないイケメンっぷりです。ただ「生まれ変わったら選ぶのは?(やっぱり俳優or別の仕事)」という質問に、「海外に留学して、帰国後は海外と取引する仕事をバリバリやっていみたい」と答えたところに、突如ブレイクした戸惑いを感じてしみじみしました。しかしエリート商社マン福士蒼汰を「CLASSY.」女子が放っておくはずもないので、来世ではそのあたりのご覚悟を。

<トピックス>
◎こんな福士蒼汰、見たことない!
◎特集 この冬はタイツがなきゃ始まらない!
◎これってホント? 「デートには60デニールが鉄板!」

■タイツからにおってくる、隠しきれないおっかさん臭

 さて、今号の特集は「この冬はタイツがなきゃ始まらない!」です。毎度毎度こじつけが秀逸なリードですが、今月も素晴らしい名文。「外はすっかり寒くなってきました。そろそろタイツの出番かな、という季節です。毎年そんな具合に、なんだか“仕方なく”だったタイツと私たちの関係」と、読者とタイツをまるで冷え切った夫婦のようにたとえる「CLASSY.」。そして「このページをめくった先では、タイツの可能性を、“積極的”に、限界まで追い求めています。大げさではありません。この冬、すべてのオシャレはタイツから始まります」。もし“その方法あなただけにお教えします→ここをクリック”があれば確実に押しちゃいます。自己啓発商材か!!

 確かにコンサバファッションにおいて、オシャレは“努力”&“ガマン”の代物でした。タイツでぬくぬくと脚を覆うなど武士の風上にも置けません。それが前々号では長年絶縁状態だった靴下へ歩み寄り、さらには少女っぽさのアイコンだったタイツにまで融和を図ろうとは……改めて、こなれカジュアルは「CLASSY.」女子たちのクローゼットをガラリと変えてしまうのだと痛感しました。今秋の流行はミディ丈のスカートに、ショートブーツやスニーカー。中途半端に空いた膝下スペースをオシャレに見せてくれる救世主こそ、とっくに愛情はなくなったと思っていた古亭主……ではなく“タイツ”というわけですから、あぁトレンドって本当に摩訶不思議なものです。

今月号の特集は「CLASSY.」編集長の個人的性癖の賜物!

しぃちゃん

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