有名人の正しい消費のされ方!

米エボラパニックを沈静化させた、キム・カーダシアンを使ったジョーク

2014/10/22 19:10

 このキャッチフレーズには、すでに別バージョンも登場しており、「エボラ出血熱で死んだアメリカ人の数より、テイラー・スウィフトに振られたアメリカ人の数の方が多い」「エボラ出血熱に感染したアメリカ人の数より、テイラー・スウィフトと付き合ったアメリカ人の数の方が多い」というテイラーのアンチが考え出したようなものや、「エボラ出血熱で死んだアメリカ人の数より、ケネディ大統領暗殺事件で殺されたアメリカ人の数の方が多い」という陰謀説に絡めたダークなもの、「エボラ出血熱に感染したアメリカ人の数より、バットマンを演じたアメリカ人(俳優)の数の方が多い」というものまである。

 ジョーク好きなアメリカ人らしく、ジョークで理性を取り戻したというところだが、夫カニエ・ウエストに連れられ世界中を飛び回っているキム自身は、エボラウイルスに感染することを非常に恐れていると伝えられている。夜も眠れず、黄色い医療用防護服を購入したという情報も流れているが、それも「過剰に反応するなんてみっともない」と世間を目覚めさせるきっかけとなったようだ。

 回避されつつあるアメリカでのエボラパニックだが、軽く見なしてるわけではなく、誰もがエボラは深刻な問題だと認識している。クリス・ブラウンの「エボラ出血熱の流行って、人口抑制になってるんじゃね?」というお気楽ツイートもすぐさまバッシングされ、大炎上。医療用防護服をハロウィーンコスチュームとして売り出したメーカーには非難の声が集まっている。

最終更新:2014/10/22 19:10
1日1分半の英語ジョーク (宝島社文庫)
日本でやったら「不謹慎!」が飛び交うぜ
アクセスランキング