性欲に基づいてレイプするわけではない―性暴力加害者の思考回路とは

【messyより】

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『性暴力の理解と治療教育』誠信書房

 以前当コラムで紹介した、『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会)では「性犯罪は、性欲が暴走した結果、生じるような単純な犯罪ではない」という分析がなされていました。性欲が溜まっている男性の目の前を、露出度の高い女性が通りすがる。男性は性欲を我慢できなくなり、女性に乱暴をしてしまう。著者の牧野雅子氏(京都大学 学際融合教育研究センター・アジア研究教育ユニット 研究員 社会学、ジェンダー研究)によれば、刑事司法はこうしたストーリーに性犯罪者を当てはめ、捜査や裁判をおこなっていると言います。入念な下調べや計画のうえで性犯罪が行われていたとしても、犯罪の原因が性欲という「本能」に無理矢理還元されることは、加害者から反省の機会を奪うものだとして、牧野氏は厳しく現行の刑事司法のあり方を批判しています。

 入念な下調べや計画のもとで、本能的に女性を襲う犯罪者、という図の非現実性は、素人目にも明らかでしょう。しかし、刑事司法が設定するストーリーに性犯罪が乗らないのであれば、性犯罪者の心理はどのようなものなのか。

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