そもそもなぜ生である必要があるのだろうか……

『スタジオパーク』『朝生』『ブランチ』、“生放送”の顔をかぶった事前収録番組の真実

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『朝まで生テレビ』公式サイトより

 土曜朝の情報番組『王様のブランチ』(TBS系)で8月、レポーター2人がコーナーのロケ中にデング熱にかかり療養期間中だったにもかかわらず、数日後にあった30日のオンエアには何事もなかったかのように出演していたことで、「ブランチは生放送ではなく、事前収録だった」という衝撃の事実が発覚したことは記憶に新しい。

 果たして、生放送の顔をしながら実は収録している番組を視聴者が見分ける方法はあるのだろうか。関係者の証言をもとに、いくつかの番組を検証してみることにする。まずはその『ブランチ』だが……

「『ブランチ』のほとんどは生放送。しかしスタッフ・出演者の夏休みのため、8月のある週の放送分だけ事前収録をするらしいんです。それが今回は偶然その日、8月30日の放送分だったということです。ほかにも、司会の谷原章介や本仮屋ユイカがドラマの出演スケジュールのために年に数回事前収録を行っているようです」(テレビ関係者)

 さらにこの関係者によると、『ブランチ』が本当に生放送の時には、ープニングのテロップに『TBS Cスタジオより生放送』と、収録の時には『TBS Cスタジオより放送』と、きちんと“生”の文字が消えるという。さらに午前11時30分過ぎの「WEATHER BRUNCH」なるお天気コーナーが、収録の時には入らないそうだ。

 去る7日、女優の蓮佛美沙子が出演予定だったにもかかわらず、“国会中継”のため放送自体が休止となったことが騒がれたトーク番組『スタジオパークからこんにちは』(NHK)については……

「これも基本は生放送ですが、ゲストのスケジュールの都合で数日前に事前収録し、後日放送することがあります。ただそれ以外、例えば地震など突発的なニュースが入った時は、やむなく急きょ休止することもあります。ただ今回の蓮佛さんの場合、国会中継が入ることについてNHKは事前に把握していたはず。どうしてこういう事態になったのか、理解しかねます」(同)

 ちなみに、この『スタジオパーク~』の生放送と収録の見分け方については、「生放送の時は『スタジオパークから生放送』ときちんとテロップを出しますし、オープニングではゲストへの質問・メッセージも募集しますが、録画の場合はその場で募集告知をせず、事前にもらっていたもので対応します」とのことだ。

 『スタジオパーク~』のサブタイトルは「Live talk show」。日によっては看板に偽りありといったところだが、その同類が討論番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)だ。以前、放送中にかなり大きな地震が起きたにもかかわらずスタジオが揺れていなかったことから、録画放送だとバレたことがあったが……

「やはり深夜12時に局に入り、さらにその後1時過ぎから朝4時までの3時間の生放送は、出演者の体力を奪います。また、放送される金曜の夜は、特に政治関係者というのは懇談会や勉強会の予定が入っていることが多く、調整が非常に難しい。そこでやむを得ず、最近は事前収録という形が徐々に増えているようです」(同)

 その場合、収録かどうかの見分け方は「放送中の電話・FAX、Twitterによる意見募集がない」ことなどが挙げられるという。つまりは、放送中に「生放送」というテロップが出なかったり、放送中の意見募集を呼びかけないことなどが生放送か収録かの見分け方になってくるといえるが、かつては「LIVE」というテロップを出しておきながら収録のバラエティ番組もあったようだ。

 今、あなたが生放送だと思って見ている番組も、そのフリをした収録かもしれない?

生じゃなくてもいいじゃない?

しぃちゃん

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