空前のテニスブーム到来!

錦織圭人気で「チケット代値上げ」!? テニスファンが嘆く、日本テニス協会の金満体質

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「スマッシュ増刊 2014USオープン 錦織圭の軌跡」(日本スポーツ企画出版社)

 錦織圭選手が全米オープンテニスで日本人初のシングルス決勝に進んだことをきっかけに、日本でいまだかつてないテニスフィーバーが巻き起こっている。9月29日~10月5日まで開催され、錦織が優勝を果たした「楽天ジャパンオープンテニス」にも、その勇姿を求めてファンが殺到し、連日チケットはソールドアウトだったという。しかし、そんな盛り上がりを見せる日本のテニス界に対して、長年のファンからは不満が続出しているようだ。

 テニスの国際大会にはいくつかランクがあり、テニスプレーヤーの世界ランキングは、各国際大会の結果によって与えられるポイントで決定される。国際大会にはいくつかランクがあり、最も多くのポイントを獲得できるのが、いわゆる最高峰の“グランドスラム”だ。その下にATP1000、500、250、チャレンジャー、フューチャーズというレベルの大会が続く。「楽天ジャパンオープン」は、そのATP500の大会で、世界のトップ選手の試合を日本でナマで見られる唯一のチャンスだが、日本テニス協会が設定するチケット代に、ファンから疑問の声が出ているという。

「『楽天オープン』のチケット代は、毎年値上がりを続けていて、10年前と比べると倍くらいになっているんです。特に錦織くんが活躍を始めた6~7年前からの値上がりが著しいですね」(テニス愛好者・50代)
「テニスの大会は、たとえグランドスラムでも、全仏オープンを除けば、予選は無料。しかし、今年の『楽天オープン』は予選までもが有料でした。錦織くん人気に便乗して、どれだけ荒稼ぎをするつもりなんでしょうか」(テニスコーチ・30代)

 日本テニス協会のこうした姿勢は、ファンに対してだけではない。2009年、当時世界ランキング第1位のロジャー・フェデラーに対し、ある失態を犯したようだと、ファンの間で批判されているというのだ。

「フェデラーが、来日直前に試合出場をキャンセルしたことがありました。毎週、世界を転戦しながら試合をこなす選手に故障はつきものなので、ファンは納得していましたが、欠場に心を痛めたフェデラーが、翌年『今年は行くよ』と気遣いを見せてくれたそうなんです。しかしその年、同じく世界トップランクの有名選手、ラファエル・ナダルが来日することが決まっていたため、大会スタッフはフェデラーに『もう来なくていい』と断ってしまったといわれています。その理由は、フェデラーとナダル2人分の高額ギャラを支払うのを渋ったからではないかとうわさされているんです。その後、フェデラーは日本に来ておらず、ファンは落胆しています」(テニス関係者)

 そんな“金満主義”な日本テニス協会だが、一方で「チケット代の値上げが続くのは、錦織ブームに便乗しただけではない」というテニスファンの声も。

「実は『楽天オープン』と同じ日程で、同じランクの『チャイナ・オープン』が北京で行われました。この大会の優勝賞金は『楽天オープン』の倍以上。当然、賞金を稼がなければならないプロ選手にとっては、北京の大会の方が魅力的なんです。事実、ノバク・ジョコビッチやナダルといったトップ選手は、今年もみな北京の大会に出場しています。日本にトップ選手を呼ぶためには、賞金をできるだけ上げるしかなく、よってチケット代を値上げしている……という面もあるのではないでしょうか」(同)

 しかし、日本テニス協会を快く思っていないファンは後を絶たないという。「それは、協会の体制によるところが大きいでしょうね」と語るのは、事情に詳しいテニス関係者だ。

「協会には、ある重鎮スタッフがいるんですが、彼が協会を私物化しているらしいことは、テニス関係者の間では有名な話です。大会運営資金にまで手をつけているのでは、なんてうわさも出ているくらいです。協会の重鎮である彼に目を付けられると、徹底して嫌がらせをされ、中には出入り禁止になったスタッフやメディア関係者もいると聞きます。今、彼の周りには、取り巻きのようなおべっか使いばかりがたむろしている状況ですよ」(同)

 こうなると、純粋にテニスを応援したいと思っているファンも心穏やかではないだろう。
ブームが去った後、日本テニス協会は、ファンや選手たちをないがしろにしてきたツケを払うことになるかもしれない。

それでも金を積んでしまうのがファンのサガ

しぃちゃん

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