仁科友里の「女のためのテレビ深読み隔週報」

大江麻理子アナ“家事してない発言”に宿った、彼女がとんでもないタマであるゆえん

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『麻理子の部屋』/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「(家事は)ほとんどやっていただいてる感じなので……」大江麻里子
『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系、9月17日放送)

 「抜けてる女」は出世する。

 「女性セブン」(小学館)6月26日号に掲載された「虫が好かない女子アナランキング」。これは同誌が女性を対象にアンケートを募って、「好きな女子アナ・嫌いな女子アナランキング」を作成したものだが、この結果は「抜けてる」ことの重要性を教えてくれるかのような結果だった。記事によると、好きな女子アナ1位は水卜麻美(日本テレビ)、2位は有働由美子(NHK)、3位は大江麻理子(テレビ東京)である。上位3位の女子アナは、みんなうまい具合に「抜け」がある。「抜け」とは「勝ちすぎない、部分的に負けている」と言い換えてもいい。

 女子アナと言えば、若く美しくスタイルもよく、セレブ男性からモテモテというのが一般認識だろうが、上位3人は、この条件を部分的に欠いている。例えば1位の水卜アナは、モデルのような細さでないことが親しみを生み人気を呼んでいるし、2位の有働アナは結婚できないことを嘆く「自虐キャラ」に活路を見いだした。3位の大江アナは、世間的に若いとは言えない年齢であり(現在35歳)、さらにテレビ東京というマイナー局所属であることも「勝ちすぎない」要因になっている。「何でもできます、持ってます」な女子アナより、仕事はきっちりこなすものの、ちょっぴり「抜けてるアナ」に女性は親近感を抱くということだろう。

 アンチがいるのは一流の証し、と昔から言うが、水卜アナと有働アナは、同誌の嫌い部門にもランク入りしている。しかし、大江アナはランク入りしていない。これはつまり好感度の高さとも言えるだろうが、彼女がしっぽを見せない相当なタマの証しだと私は踏んでいる。したたかな女子アナと言えば、(今はもう廃業してしまったようだが)ぶりっ子で男性からの人気を得ようとした田中みな実アナ(TBS)が代名詞だったが、本当にしたたかな女は、田中のように芝居の気配すら見せない。大江のしたたかさは、推定資産100億円というマネックス証券代表取締役社長・松本大氏との結婚で証明されたように思う。15歳年上の松本氏は、2年前に離婚しており、2人の子どもがいる、ややワケありなお方のようである。

 大江のしたたかさが遺憾なく発揮されたのは、『モヤモヤさまぁ~ず』(テレビ東京系)においてである。この番組で大江は、共演者であるさまぁ~ずから、毎回のようにセクハラを受ける。それは、お尻を触られるという直接的なもの以外に、性的なことを連想する行為をやらされる間接的なものがあるが、その際の大江アナの「気付かないふり」が、私から見ると、わざとらしすぎるのだ。

なんとなく地味な女子アナが一番怖い?

しぃちゃん

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