今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

竹内まりやが教えてくれた、若くない人間の“まつ毛エクステ”願望の危険性

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

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『TRAD』( ワーナーミュージック・ジャパン)

◎その先には山咲千里が……
 竹内まりや、7年ぶりにアルバム発売。それはいいのだが。まつ毛エクステ盛りすぎでビジュアルがおかしくなってる。ものすごい引きの映像でも、目の周りだけシャキーン! カブトムシの足が生えてるみたい。若くない人間がまつ毛エクステに耽溺するとこうなる、という悪い見本である。これが若いコなら、「あー、まつ毛盛りたかったのね」と見られるだけで済むのだが、トシ行ってからこういう植え方しちゃうと、目もとがバチッと際立ち若作りになる分、法令線などの口周りの加齢が目立つ結果に。目から下を隠して見るといい感じでも、顔全体で見るとどうにもアンバランス。だけどサロン行くと「ここら変にもう少し、このくらいあってもいいですね」「あ……ホントだ、いいかも~。じゃここにもお願い」って、手鏡だけ見てどんどん増えてゆく。って、私まつ毛エクステやったことないですけど。みんな必ず当初の予定より多く植えるの、取材で何度も目の当たりにしてきたからなぁ。「まつ毛を長く見せる」というのが本来の目的のはずなのに、もはや「エクステを盛っている人」にしか見えない人ってホントに多い。まつ毛エクステ中毒は、一度かかると、治療法が確立されてない分、薬物系よりある意味やっかいである。まりやのふり見て、我がふり直そう。レッツ客観視。

◎触媒としての大江
 大江麻理子結婚。またすごい大物捕まえたな。砂上の楼閣みたいな足場のIT長者ではなく、ドスンとしたお大尽。35歳で玉の輿。このニュースに一番触発されてるの、『5時に夢中!』(TOKYO MX)のMCの内藤聡子アナウンサーなんじゃないか。年齢も近いし。このニュースの話題を扱う時「私にもまだああいうチャンスがッ……!?」と肌も心も粟立ってるのが、画面を通して伝わってくる。どの辺でどう手を打つのが正解なのか。大江麻理子みたいな夢物語より、内藤聡子の手探りのリアルの方が、見学のしがいがある。頑張れ内藤サン。ただ合コンに若林史江連れてっちゃダメだろう。だけどもうこのくらいの歳になると、合コン友達もいいのいなくなるんだよな。自分より若いの連れてったんじゃ元も子もないし。いろんな意味でめっちゃリアル。ドラマではなく、ドキュメンタリー版「アラサーちゃん」。実際はもうアラフォーなんだけど。……頑張れ内藤サン!!

◎90年代の負の遺産
石橋貴明のスポーツ特番『石橋貴明のスポーツ伝説……光と影』(TBS系)。既得権益の行使とばかりに、キャッキャキャッキャ有名選手と競技に興じる石橋、というのも目に余るものがあるが、こういうマジメな対談のインタビュアーとしても使えないという、また新たな馬脚が白日の下に。目玉扱いだった日本ハムファイターズ・斎藤祐樹のインタビュー、ずっと自分で話しちゃってるんだもの。斎藤の自発的発言ナシ。終始相槌。徹子以下の聞き手って、初めて見た。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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