特典しょぼすぎの声も!

初代AKB48、崖っぷち!? フォトブック出資者募集の「現金狙い」商法が大ブーイング

2014/09/21 08:00
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『佐藤由加理 会いたくなっちゃった…』/グラッソ(GRASSOC)

 先月、デビュー10周年を記念して発売するメモリアルフォトブックの概要を発表したAKB48&SDN48の元メンバー・佐藤由加理。制作費の一部は、インターネットを通じて有志から資金を募る「クラウドファンディング」で賄われるという。目標金額は10月7日までに180万円だというが、13日午後9時時点で「残り96万円」として、スポーツ報知でさらなる出資を呼びかけていた。これを達成しなければ、発売自体が見送られるというが……。

「佐藤はAKB48のスターティングメンバーとしてデビューするも、所属事務所を転々としながらセクシー路線を強めに打ち出していき、SDN48解散後は全国区の仕事はほぼ皆無に。しかし『元AKB48』の看板だけは健在で、現在も露出は完全には消滅しておらず、バラエティやイベント出演など細々と活動を続けています」(芸能ライター)

 そして今回のクラウドファンディングだが、3,000~10万円で出資者を募り、さまざまなリターンが用意されているという。例えば、100名限定の1万円の出資者には、「直筆サイン入り!10周年メモリアルフォトブックをプレゼント!」「収録される写真の生写真1枚をプレゼント!(全10種類の中からランダム)」など、10名限定の10万円の出資者には、「あなただけへのお礼の動画メッセージを一人ひとりにお送りさせていただきます」「メモリアルブックの中の1ページをプロデュースいただけます!」などの特典があるという。出資が多ければ多いほどサービスが増えていくようだ。

 確かにファンにはうれしいサービスかもしれないが、ネット上では「3,000円出しても、フォトブックはもらえないんだ」「結局金は全部事務所に入るんじゃん」「目標に届かなそうだったらヌードになったりして」「特典がしょぼすぎる」「芸能人がこういうことするの、恥ずかしくないのかな」といった、冷めた意見が続出している。

「元AKB48つながりでいえば、小野恵令奈が開催した『ハグ会』が、『まるで風俗』とネット上でボヤ騒ぎに。さらに篠崎愛らが所属するAeLL.は、CD100枚購入に対して『1時間半のデート』という特典を展開し、バラエティ番組で『アコギだ!』と突っ込まれていたこともありました。本家AKB48にしても、握手タイムを伸ばすため、また総選挙の投票券としてCDの大量買い促していたわけですが、今回の佐藤に関しては、『いよいよ現金でファンの応援度を測るようになった』という批判の声が出ています」(同)

 アイドルといえど、ビジネスであることは間違いないが、こうしたファンから現金を募るという商法が主流になっていくことは、ファンにとってまったく夢のない展開ではないだろうか。
(須田恭也)

最終更新:2014/09/21 08:00
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