K-POP終焉のホントのところ

韓国エンタメ誌編集長に問う「K-POPブームは終わった?」「日本芸能界との関係は?」

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「RIVERIVER Vol.04」カバーB版(スターリバー)

 数年前までK‐POPアイドルが毎週のように音楽番組に出演し、韓流スターが大手企業のCMを飾り、東京・新大久保のコリアンタウンは満員電車のように混み合っていた。そんな時代も今は昔。すっかり鳴りを潜めてしまったように見える。そんな中、2,000円という強気の価格で異彩を放っている韓国のエンターテインメント&カルチャー誌がある。2013年11月に創刊した「RIVERIVER(リバリバ)」(スターリバー)である。本当にブームは終わったのか。今なお残っているファンは何に魅力を感じているのか。同誌編集長に聞いた。

――K‐POPを始めとする韓国エンタメに一時の勢いが感じられないのですが、ブームは下火になったと言っていいのでしょうか。専門誌を出版する側としてどのように感じていますか。

RIVERIVER(以下、R) どうなんでしょう。今、日本では音楽番組そのものが少ないということもあり、確かに出演は減りました。韓流ドラマの枠も減り、一般誌で取り上げられる機会も減り、一時期のような爆発的な人気につながるきっかけが少なくなったのは事実だと思います。だから、一般的には下火になったように見えるのだと思うのですが、コアなK‐POPファンは変わらずに一定数います。私たちの雑誌はそうしたファンのみなさんに向けて発信しているので、感覚的にはそこまで変わったようには思いません。ただ大物アイドルは一通り日本デビューし尽くした感はありますね。新しいアイドルが韓国でデビューすれば日本でも……ということは続いてはいるのですが。

――お茶の間で目にする機会が減ったのはなぜだと思いますか。

R 節目は11年ですね。東日本大震災の影響で「日本を応援しよう」という傾向が強くなったこと、翌12年に竹島問題で日韓関係が悪化したことが影響しています。11年年末には、KARA、少女時代、東方神起の3組が『NHK紅白歌合戦』に出場しましたが、あれがおそらくブームの最後でしょう。この時期、「K‐POPはカネになる」と複数のアーティストを集めたイベントを乱発しては、出演交渉がうまくいかなかった、チケットが売れなかった、などの理由で相次いで中止になり、ファンが疲弊してしまったことも原因の1つ。特に、12年6月、KARA、超新星らによる『K‐POP IN 豊岡・神鍋高原』が中止になった件は、主催したイベント会社が倒産し、チケット代が返金不能になりました。その後はこうしたイベントはぐっと減り、基本的には単独コンサートか事務所ごとのイベントが主流となりました。

――そういったトラブルを乗り越えて残ったコアなファンは、なぜ日本のアイドルではなくK‐POPアイドルに魅力を感じているのでしょうか。

R 特に「日本のアイドルと比べてどう」ということはないと思います。ジャニーズファンからK‐POPファンになるケースもありますし、「日本は……」「韓国は……」というよりももっと雑食っぽいイメージ。いろいろと聞いていく中でK‐POPに行き着いたという感じです。現地の音楽番組がYouTubeやCSチャンネルなどで手軽に見られるので情報収集においても日韓の差はあまりない。好きなアイドルがビッグになりすぎると触れ合う機会がなくなるので、新人の情報もまめに収集して、来日したら握手会などに行く。ファンはみんなアイドルに間近で会いたいわけですから。

制圧、爆発的、震撼! を用いる頻度の高さたるや

しぃちゃん

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