2.5次元コスプレダンスユニット「アルスマグナ」ライブレポート

破綻しない“物語”だからこそ夢を見られる――2.5次元アイドルを求める女子の欲望

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 8月3日、渋谷道玄坂のTSUTAYA O-EAST前の道路には、うれしそうにはしゃぐ女性たちがたむろしていた。中には、ちらほらとウィッグや手袋をつけてコスプレをしている子の姿も混じっている。白と紺のコンビの制服。赤い髪、頬に貼ったばんそうこう。銀髪にメガネと手袋……。彼女たちは、アニメやゲームファンではない。「アルスマグナ」というダンスユニットのライブに訪れたファンなのだ。

 アルスマグナは、「九瓏ノ主(クロノス)学園」に通う生徒・神生アキラ、泉奏、朴ウィト、榊原タツキ、そして教師の九瓏ケントの5人とぬいぐるみのコンスタンティンで構成されるグループだという。アルスマグナは、“2.5次元”の“コスプレ”ダンスユニットなのだ。

■コスプレアイドルの限界を破ったもの

 アルスマグナは、今年6月にエイベックスからDVDでメジャーデビューしたかと思えば、夏には初の5大都市ツアー『Q愛DANCIN’フラッシュ~全国縦断!夏合宿~』を敢行。ファンクラブ会員はすでに2,500人 を突破。10~20代の女性ファンを中心にして、破竹の勢いで人気を集めている。

 しかし、なぜアルスマグナは今、若い女子たちにウケているのだろうか? それはまず、しっかりと世界観を築き上げ、キャラづくりも明確だからという点が挙げられるだろう。「クールキャラ」「ショタ」「やんちゃ」「韓流」「マントのように白衣を翻す大人の先生」と、女子の大好きなキャラテイストをしっかり踏襲しているのだ。

 次に、アルスマグナのダンス力もファンをつかむ大きな要因となっている。彼らは2011年に結成後、ニコニコ動画を中心に既存の楽曲に合わせて「踊ってみた」動画を数多く投稿し、女性たちを惹きつけてきた。特に13年5月、「【アルスマグナ】男5人でギガンティックO_T_N熱く踊ってみた」という動画がネット上で爆発的人気を博したことで知名度を高めた。

 「世界初のコスプレイヤーアイドルユニット」としてデビューした「パナシェ!」が半年間で活動を停止したことも記憶に新しいが、コスプレそのものでタレントとして売るのは難しいと、コスプレ業界関係者から聞いたことがある。それ以外の何かの能力で売り出し、付加的な意味でコスプレをつけないと世間には受け入れられないというのだ。ライブ来場者も「ニコ動で『踊ってみた』を探しているときに見つけて以来のファンです。ダンスが超うまいんです!」(千葉・高校生)「アルスマグナのメンバーは全員、一流のダンサーなんです。ボーカロイド発の楽曲『+♂』の『踊ってみた』動画は、圧倒的なユニゾンとハイテンポのダンスで、CGなのか早回しなのかと思うほどでした」(東京・派遣社員)と、開口一番、彼らのダンスの実力をハマったきっかけに挙げる女子が多い。

女子のアイドルへの欲望は底なし沼よ!!

しぃちゃん

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