[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

今夏の思い出、それは娘の金魚すくいに1万円を投じて怒られたこと!

2014/09/01 19:00
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(C)倉田真由美

 もう9月になって夏が終わってしまいましたが、オレはこの夏もまつりに行きまくってきましたよ! 8月上旬には、毎年参加してる近所の盆踊りまつりに3日連続で行ってきました。娘ココはまつりの出店がめちゃめちゃ好きなんですよ。輪投げ、宝釣り、スーパーボールすくい、ヨーヨー釣り、くじ引きなど、自分で景品を勝ち取るのが好きみたい。

 中でも金魚すくいは大好き。ぶっちゃけ、3日間で金魚すくいだけで1万円を使ってしまったよ……。1回300円なんですが、1日10回はやってたからね。すくった金魚は持って帰らないので、金魚すくい屋の兄さんが見かねて「タダでいいよ」と何回か言ってくれたんですが、周りのお客さんの目もあるので、何度もタダではできないじゃないですか。結果、1日の金魚すくい代は3,000円くらいになってしまったってわけです。

 ちなみにココは金魚すくいがうまい! マジでプロ並みです。紙が破れるまでに7~8匹を取るからね。ココが金魚すくいを始めると周りに人だかりができるほど。「あ、またあの子だ! 見よう!」と子どもたちが集まったり、ママさんは自分の子どもに「ほら! あの子みたいにうまくやらないと! よく見てて」とココの金魚すくいのやり方を参考にさせたり。別の子どもは「また“金魚プロ”が来た。オレへただから見られたくないわ……。別の場所で金魚すくいやろう」とビビって逃げてしまう子どもまで! まるで道場破りというか、金魚すくい破りだな! 金魚すくい屋さんのお兄さんも「ここまでうまい子は見たことない!」と言ってたましたからね。この才能はなにかしら使えるんだろうか? 才能を伸ばしてあげたいんだけど、なにに応用できるのか……まったくのナゾだ。

 ちなみにFacebookに、金魚すくいに1万円をかけたと書いたら、知り合いから「あり得ない!」「アホか!」「驚愕の親バカ!」とツッコまれました。批判だらけだけど、ハッキリ言ってこれは娘の才能と特技を伸ばすための先行投資ですよ! どんな才能なのかはまだ未定だけど……。

 それにしても今年のまつりの景品は『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)だらけ! 大人気ですね。くじ引き屋で、『妖怪ウォッチ』のどこにも売ってないおもちゃの時計を見つけたんです。ココもそれ見て「父ちゃん! 時計、時計! あれ欲しい!」と大興奮。妻は「やめときな! 絶対当たらないから! お金がもったいない!」となぜかキレてる……。ちなみに金魚すくいのお金は妻が出してくれたので、それでイライラしてたんだろう。「いいじゃん。ココがやりたいと言ってるんだから、やらせてあげよう! オレがお金を出すから」とくじ引き代500円(高い!)出してあげました。で、ココがくじ引いて店の兄さんに渡すと、アニメキャラのクリアファイルが当たった……。微妙。ココはぜんぜん喜んでないし。

 そして宝釣り。これは、ヒモを引っ張ると、おもちゃが取れるという昔からあるもの。しかし最近の宝釣りは、ヒモを引っ張って取れたおもちゃをそのままもらえるわけじゃない。周りの子がやっているのを見てたら、取れたおもちゃの同キャラクターの別商品がもらえるよう。よくわからんシステムになってましたね……。で、光るカチューシャをもらいました。

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