シュワちゃん、やる気満々よ!

シュワちゃんが漏らした新作『ターミネーター』原題に、ファン騒然

2014/08/07 19:08
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 世界的大ヒットとなった映画『ターミネーター』シリーズ。1984年に第1作が公開され、自我に目覚めたコンピューター(スカイネット)が、管理する人間に対して半旗を翻し“コンピューターvs人間”の戦争が勃発するというストーリーを軸に展開する、壮大なSFアクションだ。ボディビルダーから俳優へと転身したアーノルド・シュワルツェネッガーが、オーストリア訛りの英語で殺人ロボット「ターミネーター」を熱演。アーノルドは2作目で、善良なロボット役となり、主人公の人間を守るためボロボロになりながら新型ターミネーターと戦闘。アーノルド扮する善良ロボットと主人公との交流も感動的だと話題を呼び、全世界で社会現象を巻き起こした。アーノルドの出世作としてだけでなく、大作映画を次から次へと手がけている巨匠ジェームズ・キャメロンが、名監督として認知されるようになった作品としても知られており、映画史に名を刻む傑作となっている。

 アーノルドは、『ターミネーター』の続編である『ターミネーター2』(91)、『ターミネーター3』(2003)までターミネーター役として体を張って出演。その後、カリフォルニア州知事に就任したため『ターミネーター4』(09)には出演せず、ボディビル俳優ローランド・キッキンガーの体に若かりし頃のアーノルドの顔をCG合成するという形でチラッと登場した。アーノルドは、「子どもたちはシリーズの中で『ターミネーター4』が最高だと言うんだ」とぼやきつつ、思い入れのある作品だけに「あれはひどい」と手厳しく酷評。『ターミーネーター』5作目の製作が決定したのは、アーノルドが8年間にわたる州知事の任務を全うした後だったため、老体に鞭を打ちながらもターミネーターとしてカムバックするのではないかと大きな期待が寄せられた。

 その期待に応える形でアーノルドは『ターミネーター』第5作目への出演を引き受け、ファンは狂喜。昨年12月には、タイトルが『Terminator: Genesis(ターミネーター:ジェネシス)』に決まったと報じられ、若き日のサラ・コナー役にはエミリア・クラーク、演じると呪われるといわれるジョン・コナー役にはジェイソン・クラーク、ジョンの父親のカイル・リース役にはジェイ・コートニー、『ターミネーター2』に登場した殺人ロボット兵器T‐1000役にはイ・ビョンホンが決まったと発表された。

 今年4月には製作会社「スカイダンス・プロダクションズ」が撮影を開始したことをFacebookで発表。アーノルドは実に12年ぶりにターミネーター役として現場入りした。撮影は4カ月ほど続くとみられ、来年7月の公開まで待ちきれないというファンの声が次々と上がった。

 多くのセレブ同様、アーノルドは写真共有アプリ「インスタグラム」のアカウントを持っており、気が向くと写真や動画を掲載している。ファンは、アーノルドがインスタグラムに、新作に関する投稿をしないかとチェックしてきたが、アップされるのは、ボディビル大会の写真や息子のパトリックにピザを焼いてもらって喜ぶ写真、91年にジョージ・H・W・ブッシュ元大統領と雪ぞりを楽しんだ写真、そして、チャリティーやイベントの写真ばかり。7月30日の誕生日に投稿した動画には、「わたしの誕生日を祝ってくれてありがとう」という言葉の後に、「アスタ・ラ・ビスタ・ベイビー!」とターミネーターのキメ台詞を言い放ったが、それだけだった。

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