噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第231回】

「ブスが力をつけすぎたのも問題」発言に出た、ミッツ・マングローブの男メンタリティ

2014/08/05 21:00

 なーんだ。努力しないブスも嫌い、頑張ってるキレイな女も嫌い。チヤホヤされる女優も嫌い――。結局、あらゆる種類の“女”がお気に召さないということらしい。それでこそミッツ! でも関心したミッツの発言はスピード離婚した遠野なぎこについてだ。

「彼女はサービス精神が旺盛なのよ」「バラエティーの枠に収まりきるようにコントロールしてやってるよね」

 納得。でもこれってミッツもまったく同じでは……。やはりミッツの毒舌、ぶった斬りは、有名になって衰えた。

 2位は怪談。しかも中森明菜。今回、彼女ほど“怪談”と言う言葉がピッタリな女性はいないとあらためて関心してしまった。しかもこの時期に明菜でこの切り口。さすがは老舗らしい「自身」。なかなか渋い。

 復帰、復帰と言われながら、全然復帰しない明菜。しか8月6日、遂にベストアルバムが発売される。しかも、その中には5年振りとなる新曲「SWEET RAIN」が収録され、カバー新曲も2曲、さらに初回限定版には特典秘蔵DVDまで付くというのだがら、ファンにとっては待望のアルバムだ。

 しかし「自身」によると、この間に怖~いことが起こっていたらしい。「レコード会社の宣伝担当者でさえ、1度も明菜と会っていない」というのだ。せめて写真か音声メッセージでも、と言っても全てNG。新曲が出るのに明菜の姿を見た者は誰もいない。真夏の怪談だ――と。さらに、新曲と発表された「SWEET RAIN」も実は新曲ではないらしい。どういうことか? なんでも“新曲”は4年前に吹き込まれたもので、今回のアルバム用に録音されたものじゃないという説まであるというのだ。誰も見ていない、聞いていない。本当に実在するのか確認できない。

 まるで昨今社会問題化している、消えた子どもや消えた老人の如くだが、昨年11月には「セブン」がマンションの窓に映る明菜の“おぼろげな”姿を撮影するのに成功していたはず。実在しないなんてことはないと思うのだが。

 しかし儚げな明菜を思い出すと「もしかしたら、もう実在しないなんてこともあるのかなぁ」、そんな妄想をして背筋が少しゾッとしてしまった。もちろん、明菜の近況がわからないための“苦肉の策”の記事かもしればいが、その真偽はさておき灼熱の夏に相応しいヒンヤリする記事ではあった。

 ネタがない時の「自身」のヒネリはすごい。一応は芸能ワイドをラインナップもしている。その1つが沢尻エリカネタ。沢尻が最近変わったらしい。8年振りの地上波主演ドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系)の現場で、演出家からの細かい指示にも素直に従い、スタッフにも気を使っているのだとか。

 2007年の衝撃的な「別に~」発言から7年、離婚騒動からも2年以上、やっと落ち着いたのか。そういえば7年前の番組で不機嫌な態度を取ったことを、中山秀征にテレビで公開謝罪したことが話題になったが、どうした、エリカ! 「自身」によると、その理由は意外なものだった。ドラマ『ファースト~』ではエリカ以外は全員“性格が悪い”役どころ。共演女優が演じる性格の悪い女性を見て、かつての自分を反省したのではないか、と。
本当か!? かなりこじ付けっぽい話だが、もし本当にそんな理由で性格が良くなったのなら面白い。

 ならばエリカに限らず、性格の悪い女優さんを矯正するには、周囲が自分のように性格の悪い女性ばかりという設定の作品に出演させる。事務所やマネジャーにとっては大朗報。芸能界における大発見! かも。

最終更新:2014/08/05 21:41
ブルー・ライト・ヨコハマ
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