[女性誌速攻レビュー]「DRESS」9月号

アラフォー女性を「憧れない」とバッサリ! 斎藤工に見る「DRESS」の“俺様”感

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「DRESS」2014年9月号(幻冬舎)

 40代はとかく体を壊しやすい年代のような気がしています。アラフォーである筆者の周りでは、バリバリ働いている人ほど、この年代に大病を患っているのです。体力が落ちていることを実感せずに無理をすると、身体が悲鳴を上げることになるのかも。アンチエイジングに必死なのも、まだまだ女を捨てきれないアラフォーが一番熱心なのかもしれませんね。そんな実態を反映してか、いつの間にか「DRESS」(幻冬舎)では、「名医が語る『美容医療』の基礎知識」「婦人科の名医に聞く病気の常識○と×」「アラフォーのためのピンポイントクリニック」と、医療関係の連載が3つも。「DRESS」が「ゆほびか」(マキノ出版)になる日は近い……。

◎スクープ撮! 街のおしゃれびと(ドレスニスタ)
◎今こそ、“母の呪縛”を解き放つ
◎もしもあなたの「人に言えない恋」の相手が、斉藤工だったら

■行き詰まりつつある“母と娘”問題

 特集「今こそ、“母の呪縛”を解き放つ」では、臨床心理士の信田さよ子さんと、タレントの小島慶子さんの対談が掲載されています。母親との関係に悩む小島さんの気持ちや彼女の対処法がつらつらと語られています。そしてその後にも『母がしんどい』(新人物往来社)の著者・田房永子さんインタビューと、「DRESS」読者への“母と娘”に関する緊急アンケートに続きます。

 アラフォーがまだ中学生や高校生だった頃、受験の面接などで「尊敬する人」を聞かれたら「両親です」と答えなさいと教えられたものでした。恐ろしい押しつけですが、無邪気に「両親です」と答えていた人ほど、「親は尊敬すべき対象=逆らってはいけない」と刷り込まれているのでしょう。

 アラフォーの親世代は、まだ子だくさんの時代で、子どもが7人とか当たり前にいた時代ですが、アラフォー世代は3人いれば子だくさんという感覚。時代が急激に変わり、高度成長期を迎え、生活が保障され、一人ひとりの子どもに手をかける時間が増えた分だけ、自分の子どもを所有物のように思う親が増えた多いのかもしれません。ひと世代経って、ようやく自分たちが抱えているモヤモヤを口に出せる時代が来たというところでしょうか。

 上記のような理由もあり、アラフォーで母親との関係に悩む人は多いでしょう。結婚や出産をためらう理由は、実は親にあったりもします。今回の特集はそんな独身読者の必要としている情報かもしれませんが。特に目新しい情報がなかったという印象です。母との関係性に悩んでいる人がいる、そして絶縁することは悪いことじゃない……それだけ。

 自分の話ですが、私も長年家族に対してモヤモヤを抱いています。この数年連絡も取っていませんし、親もいい年だから、「次に会う時は葬式でいい」という覚悟です。だけど周りからは執拗に「許してやれ」「感謝しろ」と説教をされ、まったく納得がいきません。縁を切るまでに覚悟がいる人も多いのでしょうが、切ったからと言って、心安らかになるとは限らないのです。

イライラさせて血圧を上げさせる気?

しぃちゃん

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