[ジャニーズツッコミ道場]

振り返ることが残酷に切なさを募らせる、Sexy Zone5人の悲しいほどの眩しさ

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バラにタキシードの直球ぶりは鮮烈でした

 今回、ツッコませていただくのは、7月30日に放送された『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)「サマースペシャル2014」。

 今年で15周年を迎える同番組の軌跡を辿るという内容だが、不安視されたのは、嵐やTOKIO、V6、KAT‐TUN、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMPなどの「ジュリー班」といわれるグループが根こそぎ「なかったこと」にされないかということ。派閥争いが激化したあたりから、本体の『ザ少年倶楽部』はJr.を中心として、A.B.C‐ZやSexy Zoneなどの「飯島班」ばかり、『ザ少年倶楽部プレミアム』の方はジュリー班ばかりに出演者が分かれているとみられるだけに、しれっと「飯島班」ばかりを映して終了とならないだろうかと思われた。

 番組MCは、通常通り、河合郁人(A.B.C‐Z)と桐山照史(ジャニーズWEST)で、ゲストとしてSexy Zone・中島健人が登場。途中からはKis‐My‐Ft2・北山宏光が加わり、予想通り飯島班しばりではあったが、VTR上では黙殺されずに嵐もV6もみんな紹介されていた。いま、両派閥の共演が見られる番組は『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)くらいなので、貴重な機会ではある。

 だが、残念ながら、脱退等の諸事情あって「映せない人」もいる。そうした「映せない人」が複数いるKAT‐TUNなどは、グループ全体のVTRを紹介することができず、各メンバーのソロなどでお茶を濁していた。上田竜也の迷走の歴史は『プレミアム』の方の好物だが、中丸雄一の思いがけず高く細く悲しいソロも珍妙だったし、田口のソロをこんなにもたっぷり聞かされる機会なんて、後にも先にもほかにないんじゃないかと思うくらいだった。

 SMAP・中居正広と木村拓哉、TOKIO・長瀬智也と城島茂の4ショットのVTRもあったのだが、それについてはどういう意図なのか、中島健人が「あの組み合わせ、もう見れないですよね?」と呟き、桐山が目を泳がせて微妙な表情をしているのが印象的だった。

 さらに、こうして歴史を振り返ると、衝撃を受けてしまうのが、「顔」の変化! 例えば、Kis‐My‐Ft2の宮田俊哉の鼻は、最初から「宮田の鼻」だったわけではなく、経年変化により成長していったものだということがわかり、驚かされた。また、Hey!Say!JUMP・山田涼介など、幼い頃からまったく変わっていない顔の人は「完全な天然もの」の証明になるからよいが、生田斗真などはほとんど別人で、「昔を映してしまって良かったのだろうか」とヘンな心配を視聴者側がしてしまいそうなほどの変化だった。

 そして、一番の衝撃はやっぱり最後を飾ったSexy Zoneの映像だ。3人体制が発表され、暗い話題ばかりのいま、どういう扱いをするのかが気がかりだったが、紹介されるVTRはきちんと5人体制のものばかりだったことに、まず一安心。

 それと同時に、VTRを時系列に紹介することで、徐々にジュニアとの境界線が曖昧になり、壊れていく歴史を見せられるのは、この上なく残酷な編集でもあった。まだ幼さを残し、キラキラ輝いていた5人時代の映像は、Sexy Zoneファンでなくても、胸がギュッとしめつけられる悲しさ・眩しさがあった。VTR終了後、「3人体制」については一言も触れず、かわりに呟かれたのは、こんなコメント。

「勝利はホント、顔整ってるね、小さい頃から」(桐山)
「ほんと、きらっきらしてる」(北山)

 振り返ることで、あらためて昔の輝きを思い出し、切なさを感じざるを得ない番組だった。
(田幸和歌子)

では宮田の鼻になにが起こったのか?

しぃちゃん

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