酒好きなのは周知の事実だし……

仕事面の悩みゆえ? 『24』出演俳優がK・サザーランドを痛烈批判

2014/07/30 18:30

 フレディの爆弾発言について、キーファーの代理人は、「キーファーとフレディ・プリンゼ・ジュニアが一緒に働いたのは、5年以上も前の話だ。そして、今の今まで、フレディから不満を聞くことはなかったわけだが……」と前置きをした上で、「キーファーはフレディと一緒に働けて楽しかった、彼の今後の幸運を祈ると言っている」と大人なコメントを発表。

 『24』を放送していた米FOX局は、「TMZ」の取材に対して、「5年もたってからこんなことを言うなんて、あまりにも思いがけないことだ」と驚きをあらわにし、「『24』制作中、キーファーは常にプロ意識を高く持っており、キャストやクルーたちにも愛されてきた」「もし、キーファーがフレディの言うような人物だったら、最新シリーズなんて作らなかった」とキーファーを擁護した。

 なお、「TMZ」は10年にフレディを取材した際は、キーファーのことを絶賛していたと報道。「たくさんのことを学ぼうという気持ちで『24』の撮影に臨んだんだ。キーファーは、そんな自分の姿勢を喜んでくれて、持っている全てのことを伝授しようとしてくれた。本当、彼と一緒に働けて光栄だよ」とフレディが真面目な表情で語るインタビュー動画を公開した。この時は気持ちを殺していたのか、それとも純粋な気持ちでキーファーを尊敬していたのか、現時点では謎である。

 キーファーは基本的には楽しい酒飲みだと伝えられているが、ストリップクラブで踊った上に暴れて追い出されたり、ホテルのロビーに置かれているクリスマスツリーに突進してタックルしたり、口論となった相手に頭突きを食らわすなど、トラブルも数多く起こしている。また、1989年から何度も無謀運転/飲酒運転で逮捕されており、07年9月飲酒運転で逮捕されたときには禁錮刑が下り、米脚本家組合によるストライキで『24』の撮影が中断していた同年12月から翌年1月にかけての48日間、刑務所に服役したこともあった。

 今回のフレディの発言に対して、ネット上では「プロ意識がないと言うが、周りのサポートだけで10シーズン近くも『24』のような大作ドラマを制作できるだろうか」「キーファーが酒飲みなのは誰もが知ってること」「アル中なのかもしれないけど、ドラマを見た限りだと仕事はちゃんとやってるように見える」「飲酒運転さえしなきゃいいよ」など、キーファー寄りの声が多い。

 フレディは、『THE JUON/呪怨』(04)などに主演している女優のサラ・ミシェル・ゲラーを妻に持ち、今年5歳と2歳になる子どもを含めた4人家族。プライベートは充実しているようだが、俳優の仕事はほとんどしておらず、『24』終了後はアニメなどの声優ばかりをしている。本人の意思でそうしているのなら問題はないだろうが、今になってキーファーに対する恨みを炸裂させるということは、本当は俳優の仕事に就きたいのではないかと推測する声がネットで多く上がっている。

最終更新:2014/07/30 18:43
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