噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第228回】

辻仁成から中山美穂へ、悪者が“大逆転”!? マスコミに火を点けた中山の言葉

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「女性自身」7月29・8月5日合併号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ベネッセの個人情報流失は“子ども情報”がいかに商売になるかをあらためて教えてくれたが、同時に格差の構造をも浮き彫りにした。個人情報管理を子会社に委託し、その子会社が外部業者に再委託。さらに外部業者の“派遣社員”がその保守管理を担当し、「金のため」に情報を盗み取った――。まるで原発作業の下請け孫請けの構造とソックリの丸投げ体質。ベネッセは「母と子のため」なんて謳っている企業だが、労使においては“ブラック企業”との呼び声も高い。その体質が今回の情報漏えいを生んだ。

第227回(7/11~15発売号より)

1位「中山美穂 “暴走愛”に辻仁成父子の苦悩決断――『長男への連絡も3カ月なく…』」(「女性自身」7月29・8月5日合併号)
参照「中山美穂 『やっぱり幸せになりたい』日本で再婚生活への打算」(「週刊女性」7月29日号)
2位「前田敦子 バツイチアラフォー美女へ! 『焼肉の仲』見せつけた『略奪返し』」(「女性セブン」7月24日号)
3位「日テレ水ト麻美アナ 嫌ナンデス! 放送されなかった“号泣事件”」(「女性セブン」7月24日号)

 ついにバーニングへの造反か、反逆の狼煙を上げたのか、それとも――!?

 7月8日、辻仁成が中山美穂との離婚成立をTwitterで報告した。だが、その内容は世間を驚かせた。長男の親権は父親の辻が持ち、生活も父子が共にするというものだったから。「中性化した辻」に批判的だったマスコミも世論もそのトーンが変化していき、中山を取り巻く雲行きは怪しくなっていった――。そして今週の「自身」と「週女」は中山に対し今までになく辛辣だ。まずは「自身」。これまで子どものことを一番に優先させてきたといわれていた中山について、冒頭から「『離婚できるなら、親権を手放してもいい』と言っていたが、その言葉どおり、親権は辻が持つことになった」とパンチ! さらに6月5日号の「セブン」が報じた新恋人の渋谷慶一郎についても追い討ちをかける。

 「実は離婚成立から5日前の7月3日、本誌は東京で、中山と新恋人の熱愛現場を目撃している」として、中山が妹の忍を伴って渋谷の仕事場を訪ねたことを報じ、その上で妹にとっても「他人ではない関係」と揶揄し、また中山と渋谷がミッドタウンで行われたレセプションに出席したことをもって「離婚が成立していないもかかわらず、2人はすでにパートナーとして振る舞っていたようだ」と記す。その上で「中山が母から女へと変心し、東京で一直線の“暴走愛”」って、キツイでしょ(笑)。

 極めつけは辻のコメントを取るべくパリまで記者が直撃したことだ(余談だが最近「自身」は宇多田ヒカルの再婚記事でもイタリアへ行ったりイギリスへ行ったりと景気がいい)。辻は「せっかく遠くまで来ていただいて申し訳ない」と言いつつ、離婚の話はしないという。しかし、記者が「長男が通っている学校に向かう辻親子は悄然と見えた」ことを質問すると動揺し、長男が風邪気味であることを語ったという。父子の哀愁を漂わせることで、暗に中山を責めているかのごとくである。また、パリに住む中山元夫妻の知人から、この3カ月の間、一度も中山から長男に電話もメールも来ていないことや、長男が辻に「長生きしてね」と寂しさを吐露したこともを聞き出し(ってこんなディープ情報、知人じゃなく辻本人が話したんじゃない?)、それも掲載する。すごい変わりようだ。

 そして「週女」である。「自身」と同じく渋谷慶一郎とのレセプションの目撃談に関して「この情報は美穂サイドがあえてオープンにした」という説もあり、その理由として離婚の話し合いが膠着状況だったため、それを打開する苦肉の策だったとの内幕的見方を披露した。さらにこうした美穂サイドの思惑は「まさに“諸刃の剣”だったわけで、美穂さんのイメージも悪くなったし、息子さんが母親に対して距離を置くことになったともいいます」と手厳しい。当初は辻が中山を家に縛り付ける、中山の仕事に何かと口を出す、と猛烈にバッシングしていたのとは、かなりの温度差があるのだ。

 でも考えてみればおかしなことだ。親権を母親が持っても父親は非難されないのに、その逆だとここまでイメージが悪くなる日本の“常識”って。離婚騒動当初、多くの人は「中性化した辻」を嫌悪し、マスコミも辻を中山の“ヒモ”扱いまでしていたのに――。同時に悪役だった辻が突然「育児を熱心にやるお父さん」という大逆転もおかしいでしょ。しかしこうしたマスコミの変化の予兆は、少しずつだがあった。

 離婚騒動の勃発直後、中山がドラマ会見のためフランスから帰国した際、詰め掛けた報道陣に「やめてもらえますか!」と鬼の形相で抗議したことは大きく報じられた。さらに決定的な“鍵”は7月11日の中山のTwitterにあるのかもしれない。

「あまり多くは語りたくありませんが、きちんとした媒体でお話させて頂くつもりです」

「きちんとした媒体」――。実際、この言葉に反応したマスコミ関係者は少なくなかったようだ。「自身」も「週女」も――。いつもは頭の上がらないバーニングよりも、自分たちのプライド、沽券の方が大切だったのか!?

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しぃちゃん

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