【連載】彼女が婚外恋愛に走った理由

“初めての男”と同窓会で再会! 答え合わせのセックスに耽る母に、悲壮感が一切ないワケ

kongai8.JPG
(C)いしいのりえ

 家庭を持っている女性が、家庭の外で恋愛を楽しむ――いわゆる“婚外恋愛”。その渦中にいる女性たちは、なぜか絶対に“不倫”という言葉を使わない。どちらの呼び名にも大差はない。パートナーがいるのにほかの男とセックスする、それを仰々しく “婚外恋愛”と言わなくても、別に“不倫”でいいんじゃない? しかしそこには、相手との間柄をどうしても“恋愛”だと思いたい、彼女たちの強い願望があるのだろう。

 10代の頃の恋愛は、大人になった今も、どこか自分の中に染み付いている。筆者の場合は、小学生の時に同じクラスだった初恋の男の子が、今の恋愛にも引き継がれているような気がする。成績はさほど良くないけれど、手先が器用で運動神経が良く、身長が低いことを気にしていた。背が低くて手先が器用な現在の彼氏も、なんとなく初恋の男の子の面影がある。けれど、かといって今初恋の相手と付き合うかといわれると躊躇してしまう。思い出はあくまで思い出。当時あこがれていた彼を、いま果たして好きになるのかは疑問だ。

■自然消滅した高校時代の短い恋愛

「私も最初はそう感じていました。でも不思議ですよね。彼と再会した時、一瞬で気持ちが20年間近く巻き戻ってしまったんです。彼は、ちっとも昔と変わっていませんでした」

 思春期の女の子のように目を輝かせて言う美佳子さん(仮名)。彼女は、高校時代に付き合っていた恋人と婚外恋愛中だ。彼女は今年で40代に突入するが、淡い色のショートカットにカジュアルなカラーパンツ、先月親族の結婚式で訪れたグアム旅行での賜物だというこんがり焼けた肌のせいか、若々しく見える。

「基本的に専業主婦ですが、週に数回ピラティスのインストラクターをしています。ほとんど趣味みたいなものですね」

 2人の男の子の母親らしく、元気で明るい笑顔が印象的だが、気になったことが1つ。婚外恋愛経験者特有の、表情にどこか影を落としたような印象が美佳子さんにはまったく見受けられないのだ。

「主人とは今年で結婚10周年で、彼との付き合いは今年で5周年なんですよ。偶然にも重なっちゃったんですよねえ」

と、手を叩いて笑う美佳子さんには、日陰ではなく太陽の光をたっぷり浴びているような朗らかさがあった。

 美佳子さんが現在お付き合いをしている恋人は、高校2年生から3年生にかけて交際していた同級生。高校時代の恋愛を語ってくれた。

「最初は、友達の彼氏だったんですよ。私にもその時、彼氏がいました。お互いの彼氏彼女の愚痴を言い合っているうちに意気投合して、付き合うようになったんです。でも、受験が近づくにつれて疎遠になって、自然消滅しました」

 友達同士から始まった交際は、穏やかにスタートし、緩やかに終わったが、彼は美香子さんにとっての“初めての男”なのだという。

「彼のご両親は共働きだったので、留守を見計らって……初めてしたのは3年生に進級した春でした。それからも数回セックスはしたのですが、正直ちっとも覚えてません。恥ずかしくって、布団から顔だけ出してたことくらいしか」

まるで弘兼憲史の世界観……!

しぃちゃん

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク