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セリーヌ・ディオンも絶賛! 空港で一晩過ごした男の妙に感動的な動画

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悲壮感たっぷりの「オール・バイ・マイセルフ」(動画はこちらから)

※今回はYouTubeではなく、Vimeo掲載動画の紹介です

 日本の航空会社ではめったに起こりませんが、合理主義の欧米の航空会社ではよく起こる「オーバーブッキング」。空席を最小限にとどめたい航空会社が、キャンセルされることを見越して座席数より多くの予約を受け付けた結果、座席数が足りなくなってしまう状態のことを指します。

 「オーバーブッキング」が発生した場合、航空会社は席を譲ってくれる「ボランティア」と呼ばれる人を募集。「ボランティア」には、謝礼として航空会社のトラベルバウチャーや現金が渡され、搭乗可能な次の便が手配されます。その便が翌日なら、宿泊するホテルも無料で提供。このように「ボランティア」の特典はかなり良いのですが、予約していた便に乗れないと予定が大幅に狂ってしまうため、よほど時間に余裕がある人か、寛大な心の持ち主でないと「ボランティア」にはならないようです。

 今月9日。アメリカのラスベガス空港でデルタ航空の「ボランティア」になった男性が、振り替えられた待ち時間の間に撮影した動画作品が、動画共有サイト「Vimeo」で公開され、ネット上でたちまち話題となりました。今回は「オール・バイ・マイセルフ」というタイトルがつけられたこの作品をご紹介しましょう。

 作品のタイトルとなっている「独りきり」という意味の「オール・バイ・マイセルフ」はセリーヌ・ディオンが1996年にリリースした、エリック・カルメンのカバー曲で、「若い頃は1人で生きていけると思ったけれど、もうこれ以上独りきりでいるのは嫌」という内容の歌。動画は、セリーヌの「オール・バイ・マイセルフ」に合わせて広々とした空港にたった1人でいる男性が口パクするというもので、壮大なバラードに合わせて崩れ落ちてみたり、「友逹に電話をしても誰も出ない」というくだりではヘルプデスクの電話を手にしてみたりと、ユーモアセンス満点。

 米新聞社「Newsday」の電子版によると、この動画を制作したリチャード・ダンという男性は、ラスベガス空港でデルタ航空の「ボランティア」になることに応じ、予約していたフライトとその次の便も「オーバーブッキング」だったため「ボランティア」になることを承知し、合わせて2便も見送ったとのこと。デルタは、早朝6時出発の便なら確実に席があると手配し、宿泊できるホテルもオファーしたそうですが、リチャードは、「ホテルに行っても、すぐに空港に戻ってこなければならないし……」と空港で一夜を過ごす決心。

 夜が更けるにつれ、だんだんと人も減ってきて、空港は寂しい空間へと様変わりします。最後まで残っていた航空会社の地上職員たちが帰宅の準備を始めたとき、リチャードは手持ちのiPhoneを使って、誰もいない空港を舞台にした動画を制作し、時間をつぶそうとひらめいたそう。

トランジットで4時間待つのも絶望するっての!

しぃちゃん

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