[ジャニーズツッコミ道場]

現実とドラマの“彼女”が入り乱れてしまった、Hey!Say!JUMP薮宏太のラブシーン

2014/06/05 18:30
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BESTコーナー、内容変更をご協議ください

「大丈夫だって。……好きだよ(ハート)」
「え? 今!? ……じゃ、一緒にしよ。いくよ、せーの! チューーウウ(ハート)」
 
 ドアップのキス顔が映る。携帯で彼女とデレデレで会話をして、そして「チューーウウ」って。いろいろすごいな。

 Hey!Say!JUMP・薮宏太がエリート捜査官役で出演しているドラマ『ホワイト・ラボ~警視庁特別科学操作班~』(TBS系)。5月19日放送回のラストシーンで藪が見せた、彼女とのラブラブシーンには驚いた。ケータイ越しの「チューーウウ」……顔自体のインパクトももちろんだが、それ以上に、なぜこのタイミングなのかと思った。なんせ、同棲ツーショット写真を撮られた「フライデー」(講談社)発売からわずか3日後の「チューーウウ」だったから。なんというか、生々しい。

 このところ、JUMP内のお兄さんグループHey!Say!BESTは、「モテたい」キャラをコンサート等で前面に打ち出している。それがやたらファンの間で盛り上がってきていたところでの熱愛発覚だけに、イタい。それに、「フライデー」で「コンサート最終日の夜に彼女と買い物」として写真を撮られた、まさにその日の東京ドームコンサートでも、薮が『ホワイト・ラボ』での役に合わせて白衣でネットを検索するようなくだりがあり(使ってる検索サイトが「ヤブー! JAPAN」とかいうのだった)、ファンを爆笑させていた。それなのに、わずか数日後に「フライデー」。もう、「モテたい」と言われても、ファンは「美人と同棲してるくせに」という心境になってしまうのではないだろうか。せっかくの盛り上がりコーナーの空気が冷えちゃいそうだ。

 そして翌週、26日の『ホワイト・ラボ』放送回は、特別科学操作班とハッカーのバトルが描かれたのだが、薮はパソコンをカチャカチャ叩きまくって、結構な活躍をみせていた。ハッキングに対抗してカチャカチャやる藪はかっこよいが、モニターに出てくる「第一エリア突破」「第二エリア突破」「操作無効」といった警告が、ゲーム番組か『エヴァンゲリオン』みたいでちょっと安っぽかったが。

 話を薮に戻す。「チューウウ」のお相手(藤本泉)との待ち合わせ場所に走る薮、合流するやいなやすぐに彼女に頭を下げる。なんでも、薮の個人情報なんかが抜かれたかもしれないというのだ。

「ごめん! 僕のせいだ。もしかしてもう、危険な目に合わせたかもしれない。僕の仕事のせいで……」

 またしても、聞きようによってはリアルなセリフだ。「ごめん! 僕のせいだ」、こんな感じにお相手に謝ったのかな、とか思ってしまう。

「私のこと、そんなに心配してくれてたの? うれしい……とでも言うと思った?」
「え!?」

 そりゃ「え!?」だよなぁ、薮。彼女はこう続ける。

「私の個人情報なんて知られたって、全然大丈夫。別に他人に知られて困ることなんて。私は私。心配ご無用」
「そんなことより、私よりも困ってる人を助けてあげて。それがタケちゃんの仕事でしょ」

 強い彼女だなぁ。よくできたいい彼女じゃないか、薮! 頑張れよ! とまで思ってしまう。妙にドラマと現実が入り乱れ、気づいたら別の楽しみ方をしていた。「そんなことより、ファンの子たちを喜ばせてあげて。それがヤブちゃんの仕事でしょ」とか妄想したり。

 ちなみに、次の6月2日の放送回には、薮と彼女とのシーンは登場しなかった。

 Hey! Say! JUMP夏のツアーの頃には、同棲発覚もちょっと昔のことになってるかもしれないが、薮に対する声援やうちわ、BESTの“モテたい”コーナーのリアクションがどうなっているか、見てみたいところだ。もちろん、ドラマと私生活は全然関係ないわけだし、恋愛するのも全然構わないと思う。とはいえ、このタイミングだと、やっぱり色々重ね合わせてしまうものだ。JUMPファン、薮ファン的にはこのシーンはどうだったんだろか。
(太田サトル)

最終更新:2014/06/05 18:45

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