深澤真紀の「うまないうーまん」第15回

生殖と関係なくなったとしても女は女。他人に決められるいわれはない

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イラスト:小野ほりでい

 なぜか子供の頃から、「子供は産まないだろう」と思っていた私にとって、“更年期”は若い頃から興味のある時期であった。

 小5(10歳)の時に(なぜ小5かというと、林間学校の前だからだそうだ)、男女別々にされて初潮教育を受け、うわさには聞いていた生理というものの詳細を知った。ちなみに男女別々の初潮教育は、男子の過剰な興味を引くし、女子も過剰に意識をしてしまうので、いっそ男女一緒に性教育として教える方がいいのではと小5ながらに思ったものだ(一緒に教育する学校もあるようだ)。

 さて、私に初潮が来たのは小6(11歳)だった。「子供は産まないだろう」という気持ちと、「女子の気持ちのわからない女オンチ」であったこと、「大人になりたい時期」であったことなどが絡み合って、「面倒くさいようなうれしいような複雑な気持ち」でそれを迎えたものである。 

 しかし、うれしい気持ちはあっという間に消え去った。なにしろ当時の生理用品は分厚い割には吸収力もなく、羽根どころか全面シールさえまだなく、モレまくりズレまくりだったのだ。しかも私は基本的に雑な性格なので、出血に対してうまく対策がとれなかった(それは今もである……)。私は2歳でおむつが外れるくらいシモの手間のかからない子供だったそうだが、生理によって、毎月パンツやシーツの洗濯をする羽目になったのだ。

 「これは面倒くさいものになったな」とすでにうんざりしていた私は、「生理は初潮から33年と3カ月で終わる」という話を聞いたのである。話はまた脱線するが、1967年生まれの私は、1973年に刊行され大ベストセラーになった『ノストラダムスの大予言』(五島勉、祥伝社)世代である。「1999年7の月に人類が滅亡する」ということを大人でさえ信じていたくらいなので、私も「自分の寿命は32歳か……」と半分くらいは思っていた。それなのに生理は33年続く。となると生理が終わるのは44歳。まるで永遠のように遠く感じたものである。ちなみに33年3カ月というのは、「女性の卵子は400個あり、それが毎月排卵されるから」という話からきていたそうである。とにかく、40代になると更年期というものが来て、生理も終わることを知ったわけである。

 その後も大学に入るとひどい月経痛に悩まされたが、当時かけこんだ婦人科では、私に性経験があるとわかると(というか問診票に書かされるわけだが)、「学生のくせにそんな生活をしているから」と説教されて、鎮痛剤すら出してもらえなかったりして、ますます生理にうんざりした。「生理がしんどいから子宮を取りたい、どうせ子供産まないし」とすら思い、それを日頃から言っていたので、男女問わず友人たちはあきれていたようである。

“”のひとつは、性別で人を判断しないことでしょ!

しぃちゃん

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