[女性誌速攻レビュー]「CLASSY.」6月号

こなれ狂いの「CLASSY.」が、一番モテる服=自己主張のない服と必死の喧伝

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「CLASSY.」2014年6月号(光文社)

 こなれさせたい「CLASSY.」編集部とこなれない読者の間に勃発した、いわゆるKNR(こなれ)紛争。前号ではついにオリジナル通販でKNRの本丸「チェックのシャツ」と「スウェットのセットアップ」の販売まで始めたことをお伝えしましたが、今号でようやくこの不毛な争いにも終止符が打たれるのか。

 6月号の特集はその名も「誰でも簡単攻略 ゼロから始める『こなれカジュアル』入門」。もはやこなれはFXと同じ扱い。読者代表のワードローブをプロがチェックし買い足すべきアイテムと着こなしを指南する「『こなれカジュアル』の基本のキ、持ってますか?」、白シャツ、ダンガリーシャツ、チェックシャツの着こなしを徹底解剖する「シャツから始めれば『こなれカジュアル』は簡単です」など、“これでこなれなきゃアンタ人間じゃないよ”と責められるかのような内容。リードには「カジュアル初心者からカジュアル挫折者(笑)まで、『こなれカジュアル』を完璧にマスターできる企画が目白押しです!」。なぜそんなに無理してまでこなれなきゃいけないのかさっぱりわからないのも含めて、このこなれ狂想曲、すでにオモシロの次元に到達してる模様。さぁ挫折者たちよ、立ち上がれ! KNRネバーギブアップ!

<トピックス>
◎特集 誰でも簡単攻略 ゼロから始める「こなれカジュアル」入門
◎荒木里実さんが解説!“こなれワザ”詳細プロセス
◎真実のモテ服はモテ賢者が知っている

■こなれはもう「自然な無造作」ではない!

 アイテムや着こなし術を紹介するぐらいでは、コンサバという鋼鉄の鎧を身につけてきた「CLASSY.」読者がその対極にある「こなれ」や「カジュアル」へと簡単にシフトチェンジできないということは、今までの特集でも散々実証されてきました。たとえスウェットパンツにヒールを合わせてダンガリーシャツを羽織っても、まとっている空気が「こなれ」でなければ、結局は借りてきたカジュアルになってしまう。じゃあそのまとっている空気までを捏造しよう、というのが「荒木里実さんが解説!“こなれワザ”詳細プロセス」。

 リードの「モデルみたいにロールアップしたり、カーディガンを肩かけしたり、シャツの袖をまくってみたりしているのに、雑誌のようにカッコよく決まらない」という言葉が、こなれづらい「CLASSY.」女子たちの苦悩を物語っています。扉ページ(企画の表紙ページ)には袖をまくった白シャツにロールアップしたデニム、カーディガンを肩かけしたモデルと、白シャツをデニムにインし、さらにカーディガンのボタンをきっちりはめているモデルの姿。「こなれに必要なのは適度な抜け感。それがないと何だかダサい印象に」……言った! ダサいって言った!

「グッドなウィルはあるのか」西澤先生の一押しギャグなんだから笑ってあげて

しぃちゃん

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