[ジャニーズツッコミ道場]

SMAPのアカペラ「君が代」で封印された、木村拓哉の“節回し”と中居正広の“笑い”

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木村さん、期待されるとかわすタイプだからさ~

 SMAP、国歌斉唱。プロ野球80周年を祝う巨人戦開幕試合だ。長嶋茂雄終身名誉監督や松井秀喜ら、豪華レジェンドぞろいで注目度も抜群。もちろんタレントランク的にはおつりが返ってきすぎなぐらいだが、SMAPが歌う「君が代」はどんなことになるのか。

 すでに2000年に、中居正広が1人で国歌斉唱を行っている。「ぎぃ~みぃ~があああああよ~~わぁ」という歌声にどよめきと笑いに包まれた、東京ドーム。聞いているジャイアンツの選手も、ニヤニヤ。ただそれは中居単独だったから、“笑ってもいい”国歌斉唱という空気だった。しかし今度は5人。木村拓哉がクスクス笑われるわけにはいかない。しかし、どういうノリになるのか想定内である中居の君が代より、木村の君が代のほうに未知の期待を感じてしまう。

 あの独特のタメや節回し、さらにはギターで弾き語っちゃったりするのだろうか。日本プロ野球史に残る「君が代」を聞いてみたい。さて、放送開始。

「日本のプロ野球は今年80歳。傘寿を祝う開幕です」(アナウンサー)

 花束贈呈のセレモニーも終わり、「まさに、胸躍る東京ドームです!」興奮気味に開幕を告げる実況アナ。そして、場内アナウンス。

「続きまして、国歌斉唱に移ります」
「これより、SMAPのみなさんによります、『君が代』の斉唱です」

 画面には、黒系のスーツ姿でスタンバイする5人。いつもよりちょっと緊張気味にみえるが、いつもよりさらにカッコよく見える。

「SMAPのみなさんです!」

 どんな国歌斉唱になるのか、いろいろハラハラドキドキではあるが、その一方で、木村がいればなんとかしてくれる、そんな思いもある。スタンドマイクの前で深々とお辞儀するSMAPメンバー。静まり返るドーム。そして、木村の合図で、国歌スタート。

「♪きーーみーーがーーあーよーーーおーーーはーー」

 アカペラ。木村が低く大きな声で引っぱり、4人が合わせる感じだ。

「♪ちーーよーーにーいい」

 中居のボエーも、香取のがなる感じもない。もちろん木村のうますぎるアレンジも、ない。吾郎の声はあまり聞こえない。当たり前だが踊らないし、ソロパートとかはないんだな。

「♪やあーーーちいよ」

 ここは、ちょっと張り上げパートだから難しいか。がんばれ。でも、ここを歌えば難所を乗り切った感はある。テレビ画面には、静聴するジャイアンツとタイガースの選手たち。当たり前かもしれないが、今回は誰も笑ってない。

「♪こーーけーーのぉおお」

 もう一息だ。長嶋茂雄も一緒に歌っている。

「♪まぁああああでぇ」

 無事、終了。歌っている最中のSMAPメンバーの顔がほとんど映らなかったのがちょっと残念だったが、大役を務めあげた感は、たっぷり。ところどころに、「なああ~るぅぃとぅぇ~」みたいな、ちょっと巻くような感じがあったが、思っていたよりも相当フラットで、荘厳な雰囲気も漂う「君が代」だった。スポーツ紙の記事で中居の「ボリュームを落として歌った」というコメントを見たが、やっぱりいつものSMAPとしてのバランスになるわけだ。

 この、始まる前のハラハラ感と要所要所をクリアするたび「よし」と思い、最後に終わってホッとする感覚は、ソチ五輪を見てた時の気持ちにちょっと近い。フィギュアスケートで始まる前にドキドキし、ジャンプが成功する時に「よし!」とか思わず言ってしまう感じだ。やっぱりビッグな舞台に似合うSMAPのオーラに、6年後の東京オリンピック、もしかしたら再びSMAPの「君が代」があったりしてと、ちょっと思う。

 ところでこの日、テレビの副音声ではKAT-TUN・亀梨和也が解説を務めていた。実況アナの、「開幕セレモニーというのも、亀梨さんご覧になって、御気分というのいかがですか?」という問いに、「やはり本当にいよいよプロ野球が始まるんだなという高揚感、すごいありますよね」と、普通のコメントを返していたが、多分アナウンサーが聞きたかったのは、亀梨の語るSMAPへの思いだ。痺れを切らし、「今年の開幕セレモニー、国家斉唱は、なんと!」と直球で話題を振るアナウンサーに、「はい! 大先輩の」「先ほどあのー、楽屋にご挨拶行かしていただきましたけども」と、ようやくSMAPの話を切り出した亀梨。挨拶した時の緊張感に、「僕もちょっとピシッとしましたね」とのこと。しかし、結局、国歌の感想は聞けず。聞いてみたかったな、亀梨が語るSMAPの感想。
(太田サトル)

こういう時に笑っちゃうつよぽんも見たかった~

しぃちゃん

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