噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第213回】

ジャニーズ御用媒体が報じない、赤西仁「LA移住」の信ぴょう性と山P&錦戸との交流

2014/03/11 20:00

 先週の「自身」が報じた松田聖子ネタ。それは元マネジャー兼恋人だったA氏を切った聖子が、今度は夫の浮気を阻止し、監視するために運転手付きの通勤用車をあてがったというものだった。しかし今週の「セブン」では、それを真っ向からひっくり返す仰天記事が掲載されている。公私共に別れたはずの元マネジャー兼恋人と聖子が、なんと寄りを戻したらしいというのだ。Aと聖子は2004年からの付き合いで、12年に現在の夫と再々婚した後も、マネジャーを務めていた人物だ。しかし、夫がそれを面白く思うはずはない。すったもんだの末、昨年に聖子はAを“切った”はずだった。しかし――。

 記事によれば、聖子は2月末日をもって、自身と兄が代表取締役を務める個人事務所を辞め、新たにAと一緒に新事務所を設立、そこに移籍したのだという。個人事務所から個人事務所への移籍。かなり変わったやり方だが、再び聖子がAを選んだことには違いない。 この事態に聖子の実母は激怒し、娘・沙也加も呆れ気味らしい。実母、兄、娘を切ってでも、Aを選んだということだろう。

 そしてもちろん気になるのは夫の存在だ。というのも、Aと切れたはずの聖子だったが、今年1月にロスへAを伴って仕事名目で旅行に行き、夫はロスにまで追いかけていったと報じられた。それから時間を置かず、一度は事務所を解雇したAと一緒に、新たに別の事務所で活動をする――。ついに3度目の離婚か!?

 だが、現状はちょっと違うらしい。聖子は今でも夫のお弁当を作るなど甲斐甲斐しく世話をしているらしい。そして夫はというと、「2人の本当の関係を教えてほしい」と疑心暗鬼になっているのだとか。いやはや聖子は強い。「マネジャーとは仕事の関係。私にとってプライベートではあなた(夫)が必要だし、ビジネスではAが必要なの!」と自分の意志を押し通しているのだろう。そんな聖子に惚れてしまった夫は、一応は信じるしかない。

 金とステイタスと仕事と容姿と権力を持った女は強い。家族の懸念など無視し、夫も愛人も、そして仕事も強引にキープできてしまうのだ。もはや聖子にとって「不倫」なんて言葉は存在しないのだろう。自分の思うがままに生き、世間の常識など軽く超越する。彼女の前では「不倫」という概念さえ陳腐に見える。金と名誉と地位と権力があれば、愛人を囲うのは当然。まるで一昔前の金満オヤジの論理を地で行く聖子。こうなれば怖いものなど何もない。聖子の男性遍歴の記事など、批判するのもヤボであり、もはやスキャンダルとさえいえないのかもしれない。恐るべし、聖子!

 友人の妊婦と一緒に電車に乗って驚いたことがあった。さほど込んでいない都電の中、誰も席を譲ってくれないからだ。友人は「滅多に席なんて譲ってもらえない」と、それが普通のことだと話してくれた。

 妊娠8カ月の優木まおみが、ブログの「コメント欄」の書き込みを制限したのも、現在彼女が妊婦であることと関係がある。妊娠してから特に攻撃的な書き込みが多くなったという。妊婦いじめが日本社会に蔓延しているらしい。電車で肘うちされたり、「妊婦は電車に乗るなと」罵倒される。わざと転倒させられそうになった人もいるという。その背景には嫉妬や、偽装妊婦の存在もあるという。

 でも、だからといって妊婦を敵視する人がいるなんて、ちょっと信じられない。この国はいつから卑劣で、病んでいる人が増えてしまったのか。他人に対する、思いやりなど存在しないのか。そんなにみんなイライラしているのか。自分と違う境遇の人を、弱者を攻撃したいのか。ネット上で憂さ晴らししないとやってられないのか。社会が閉塞しているからか。人生がうまくいかないからか。本当に嫌な時代だ。

最終更新:2014/04/30 15:04
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