噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第210回】

同棲中の恋人発覚で“キャラ崩壊”も、「坂上忍」がマスコミに味方されてしまうワケ

2014/02/18 21:00

 そしてお次は婚約者のお母さん。記者の直撃に「何も話さないでって言われている」と話したママだが、「本当に最高なコよ!」と前言などなかったごとくしゃべるしゃべる。「ヒカルがつらい思いをしているけれど、私のことを“イタリアのマンマ”だと思ってもらえたら本当にうれしいわ」などなど、息子同様、宇多田のプライバシーを踏みまくりながら、ちゃんと答えているのだ。でも仕方がない。イタリアだし、ラテンだし。そんな人と結婚するのだから宇多田ももうあきらめるしかないな。

 そして先週、「自身」に対しイタリアへ取材に行っていない疑惑を書いてごめんなさい。でも先週の記事にせめて<以下次号>って書いてほしかった。そして思った。陽気にしゃべるラテン系の国の取材って、すごくラク!? と。

 快進撃の止まらない坂上忍。その毒舌で昨年一気にブレイクし、その勢いは衰えないままだ。しかもバツイチの46歳で独身。「異常な清潔症」「ブスは嫌い」などと発言しているから、当然プライベートにも興味を持たれ、マスコミにも狙われる。その結果が今回の「セブン」のスクープ記事と相成った。だが、やはり坂上はタダモノではない。

 坂上の自宅に頻繁に出入りし、7匹の犬の散歩もしてくれる“彼女”が存在したのだ。彼女の存在は地元でも有名らしく「1年も一緒に住んでる」らしい。坂上本人も「セブン」の直撃に素直に認めた。自分も独身、相手も独身。アイドルでもないから何ら問題はない。ただ結婚については「再婚はしないが、大事にしないといけない」と濁したが、それでも坂上の評価は下がることはないだろう。記事発売後、イベント会見で坂上は「美しい素敵な人」と公言し、「今回の会見を機に、あらためて色々話して前に進むか、僕がフラれるかどちらかですね」と、これまで曖昧にしてきた関係にきちんと白黒つけると宣言したのだから。

 坂上はメディア対応がうまい。さすがは芸能歴が長いことだけある。隠し立てせずに、取材にも応じれば、メディアはある程度味方になる。そんな当然のことを体で知っている。だからスキャンダルとはならない。美談とまでは言わないが周囲を納得させてしまうものがある。芸能ネタとしてはあまり面白みがないが、まあそれは仕方ない。

 そして今週の「自身」では『シリーズ人間』で坂上忍を取り上げている。偶然だろうがナイスなタイミングだ。このノンフィクションの読み物では、坂上についてその母親と兄が語っているのだが、これまたなるほどと納得させられる“お言葉“が満載だ。

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