噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第210回】

同棲中の恋人発覚で“キャラ崩壊”も、「坂上忍」がマスコミに味方されてしまうワケ

2014/02/18 21:00
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「女性セブン」2月27日号(小学館)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第210回(2/14~18発売号より)

 本欄でも度々取り上げている“竹田くん”こと竹田恒泰のTwitter五輪発言が波紋を呼んでいる。中でも気になったのが、「予選落ちしてヘラヘラと『楽しかった』などと語った選手」がいるが「思い出になったとか、楽しかったなどはあり得ない」という呟きだ。この言葉、そのまま竹田くんにお返ししたい。「(華原)朋ちゃんと付き合ってもいないのに、何度もフラれたくせに、ヘラヘラとして話題を引っ張るのは辞めてほしい」。完全にフラれた時「思い出になった」なんて絶対言うなよ!!

1位「宇多田ヒカル 8歳年下婚約者&イタリアのマンマが本誌に激白『心の傷を抱えた彼女を私たちが守ります…』」(「女性自身」3月4日号)
2位「坂上忍 ご近所は見ていた! 『同棲美女』で3つの謎」(「女性セブン」2月27日号)
同「シリーズ人間 坂上忍“毒舌”の原点『殴られても借金まみれでも家族』」(「女性自身」3月4日号)
3位「矢口真里 “隠れ家”新居で手作りチョコ…『本気で再婚』不倫騒動恋人へ2・14決意の告白!」(「女性自身」3月4日号)

 あー。続きがあったのね。先週「自身」で掲載された宇多田ヒカルの再婚記事には驚いたから。「日英伊三カ国緊急取材」と銘打った仰々しいものだったが、内容はロンドンまで行って婚約者に「必ず連絡する」といわれて、それっきり。何とも間の抜けた、尻切れトンボ的なものだった。だが、それで終わりではなかった。今週の「自身」では“その後”が記されているのだが、その内容は、かなり濃ーいものだった!

 先週の記事で「連絡をくれる」と約束した婚約者が、その約束を果たさなかったのは確かなようだ。だから数日後、記者は痺れを切らし、再び婚約者が働くホテルのバーへ。記者を見つけた婚約者は「ハーイ! 来てたんだね」と約束を反故にしたことなどどこ吹く風の微笑みだった模様。さらに取材については宇多田と相談の結果「あまり騒いでほしくないみたいなんだ」「そっとしておいてくれるとうれしいな」と案の定のお断り。

 だが、実はこれで終わりではなかった。この婚約者、取材には応じられないといいながら記者に対して宇多田の母(藤圭子)が亡くなったことや、父親のことを持ち出し「心の傷を抱えているんだ。僕は彼女を大切にしていきたい」と記者に語ったらしい。本当は話したくて仕方がない、というのが婚約者の本音のよう。さすがは陽気なラテン系。宇多田のメディア拒否、プライバシー重視の真意など、どうやら通用していないらしい(笑)。

 そして舞台は婚約者の出身地である南イタリアへ移るのだが、ここでも関係者がしゃべるしゃべる! 婚約者の地元の幼馴染や親友、バール店主にまで、日本のスーパースターとその婚約者について(初恋のエピソードまで)多いに語っているのである。ビックリしたのは地元の市長のコメント。「(結婚式には)手伝えることがあれば、市として可能な限り手を貸したい」だって。市長も相当に舞い上がってる様子が伝わってくる。

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たいへんなところに嫁ぎましたなァ
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