今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

松岡修造、選手以上のコンディションで見せた、オリンピック中継の妙技

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『ソチオリンピック2014』(テレビ朝日系)公式サイトより

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎いつでも修造!
 オリンピック。それは松岡修造の活動期。今回もテレ朝のメインキャスターを務める彼は、「ソチを呼んでみましょう。どうですか現地は?」と呼びかけると、昼だろうが夜だろうが真夜中だろうが朝方だろうが、いつでも必ず出てくる。24時間スタンバイ。そしてどの選手よりも常に一番いいコンディション。テンションもK点越えだ。モーグル女子の決勝の中継で、CM明け、画面に映り込んだADを、「だ、へッ、たッ」と、野良猫にやるように奇声を上げて追い払っていた。もう演者の域を超え、フロアDの役割まで果たしているのである。そのうち、カメラも中継も編集も全部1人でやり出すかもしれん。五輪以上の大車輪。梅に鶯。柳に燕。牡丹に唐獅子。修造にオリンピック。日本に根差した風景が、ここにある。

◎有吉化を強要される男
 坂上忍ブーム来たる。それは別にいいんだが。出しゃいいってもんじゃねぇだろってくらい出すよな。特にフジは、『笑っていいとも!』の後番組の件もあるから牽引に必死。だからってあの『火スぺ! 冬の京都を辛口さんぽ』はないだろう。何もかも『有吉くんの正直さんぽ』の丸パクリ。ま、同じ局でパクりってのも何なんだが。「こらこら、大人なんだから」「もー、バチが当たりますよ」なんていうナレーションの被せ方から、ゲストのチョイスまで、もう完全に「正直さんぽのあの感じでひとつ」が丸出し。行った店まで同じだった。「この祇園フォンデュっていうのください」ってくだり、前に見たもん。

 出演してたデヴィ夫人は、『有吉くんの正直さんぽスペシャル』の京都ロケにも出てたもんで、嵐山の猿園で「モンキーパーク? 有吉パークに変えたら?」と、終始完全に有吉の番組だと勘違いしていた様子。祇園の高級料亭では、ひとり畳の縁ずっと踏みっぱなしでおしゃべり。お里が……。

 暴力、暴言、選挙違反、畳の縁踏み、何をやってもテレビに出続けられるデヴィ夫人。BPOもクレーマーも手が出せない、これぞ本当のスターということなのか。それとも、単なるテレビ界のおみそなのか。デヴィ夫人……。この人、最期どういう感じになって終わるんだろう。最期て。

◎終わらない佐村河内ショック
 まだまだ続く佐村河内ショック。つーか、よく今まで表沙汰にならなかったな、というエピソード満載。近々会見にも出てくるらしい。よく出るなぁ。楽しみだなぁ。

 しかし、このままいってたらヘタすると、「東京オリンピック開会式音楽プロデュース」なんて話になってたかもしれん。そう考えると、佐村河内ショックの今、一番ホッとしてるの、久石譲なのかもしれないなぁ。正味の話が。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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